Category Archives: 真田広之

亡国のイージス

亡国のイージス [DVD]

 

亡国のイージス』(ぼうこくのイージス)は、1999年に講談社から刊行された福井晴敏の小説。これを原作として、映画(2005年公開)・漫画などのメディアミックス展開がなされている。

あらすじ

以下は単行本『亡国のイージス』についての解説である。

海上自衛官である宮津弘隆が北朝鮮工作員ホ・ヨンファと結託し、自分の座乗艦であるミニ・イージスシステム搭載ミサイル護衛艦「いそかぜ」(艦番号はDDG183)に特殊兵器「GUSOH」を持ち込み反乱を起こした。人質は首都東京、困惑する内閣。新人の部下如月を、そして自分の艦を取り戻すために飛び込んでいった先任伍長仙石恒史。

「守るため」に戦う2人の隊員は「俺たち」の艦を取り戻し、ミサイルの発射を阻止できるか。

  • 原作の「いそかぜ」は、はたかぜ型護衛艦の3番艦にいわゆるイージスレーダーSPY-1ではなく試験艦「あすか」のFCS-3[1]を搭載し改装した「ミニ・イージス艦」であり、名前だけでなく形状的にも架空の艦である。しかしこれは模型やCGといった特撮による再現が困難なため、映画版では実物のこんごう型イージス護衛艦DDG175「みょうこう」をそのまま撮影に使用した(その為、ラストの爆沈の際にみょうこうの艦番号である175の文字が映っている。なお、設定上は「いそかぜ型」一番艦となっている)。静岡県内の海岸にこんごう型をモデルとした「いそかぜ」の実物大の巨大撮影用セットも建設された。なお、登場人物や内容が若干変更されている。
  • 対艦攻撃装備を持たない要撃機であるF-15Jが対艦攻撃シーンに使われるのはおかしいため(原作ではいそかぜを攻撃するのにアラート待機の装備のまま発進し、やむをえず空対空ミサイルのスパローを使用する設定がある。また後に空対空モードでも使用可能な特殊焼夷弾搭載ミサイルを搭載する設定は存在する)、映画ではF-2支援戦闘機に変更されている[2]
  • 原作でたちかぜ型ミサイル護衛艦であった「うらかぜ」は、映画ではむらさめ型汎用護衛艦である「いかづち」が撮影に使用されている。これに伴い設定上の「うらかぜ」の艦種はミサイル護衛艦から汎用護衛艦に変更された。このため、イージスシステムを持つ防空艦「いそかぜ」と、同じく防空艦だがそれを持たない「うらかぜ」の性能格差が、映画では特に描写されていない。
  • 「いそかぜ」と「うらかぜ」の海戦シーンは映画版では原作から大幅な内容の変更が行われており、原作の「うらかぜ」がSM-1、5インチ砲、ファランクス、チャフの順番でハープーンミサイルを迎撃したのに対して、映画版ではシースパロー、76mm砲、チャフの順番に変更されている。また「いそかぜ」から発射されたハープーンミサイルの数も原作の4発に対して映画版では2発に変更されている。なお、庵野秀明の画コンテではファランクスの射撃シーン等が描かれている。

    主な登場人物

    「演」は映画でのキャスト

    仙石恒史(せんごく ひさし)
    演:真田広之
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」先任警衛海曹(先任伍長)。
    高卒で海上自衛隊に入る。かつては劣等感が強く、いわゆる不良だった彼も、自衛隊で長く過ごす中で上意下達に身を任せるようになっていた。自分の艦に対する愛着が深く、「艦は我が家。クルーは家族」と信じて疑わない。離艦後に単身「いそかぜ」に戻る。絵が得意だが、人前では描かない。
    海自初のミサイル護衛艦「あまつかぜ」乗組員出身で艦載ミサイルの専門家だったが、イージスシステム及びVLSを搭載したこんごう型護衛艦の配備以降は技術革新から取り残されていた。
    「いそかぜ」がミニ・イージス艦化されたためミサイル班長ながら新装備の運用からは外され、若い海士の取り扱いにも悩まされ、また家庭においても離婚の危機にある。
    映画版では妻は既に他界している他、娘の年齢や自らの体型も異なる。配属も「いそかぜ」の設定変更もあってVLSと設定され原作での鬱屈や懊悩は見られない。
    宮津弘隆(みやつ ひろたか)
    演:寺尾聰
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」艦長(映画では防衛庁側の意向もあり副長に変更されている)。二等海佐。そして、今回の事件の首謀者。
    父親も日本海軍出身で、父に憧れて自衛官を志す。人望に厚く、同級生・先輩後輩・同僚に彼を慕う者は多い。妻と防大生の子供にめぐまれていたが、ある事件をきっかけに全く逆の歯車が回り始める。冷徹になろうとするも、ここ一番で冷徹になりきれない。
    小説では初任幹部時代に仙石と出会っていて、中学生時代の如月とも縁があるらしい描写が見られる。
    如月行(きさらぎ こう)
    演:勝地涼
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」第一分隊砲雷科一等海士。
    横須賀にて試験艦「あすか」に在籍していたが、ミニ・イージスシステムの習熟者として、「いそかぜ」のクルーに新システムの指導を施すため配転されて来た。
    しかしそれは偽の経歴であり、彼の正体は防衛庁情報局(DAIS)に所属する二曹。DAISの特殊部隊である対テロ特殊要撃部隊「920SOF」の特別班(単独任務専門)に配属されている。宮津達による反乱を阻止する特命を受け、海上自衛官の一等海士として「いそかぜ」に派遣された。
    少年時代に母が自殺し、父に引き取られるが、慕っていた祖父を父に殺されてしまう。復讐として父を殺害する(映画では、親子三人で暮らしていたが母の自殺がきっかけで父親を殺害)が、直後に防衛庁情報局に服役免除を条件にスカウトされ、その組織の一員として行動することになる。
    寡黙で、訓練の成果もあるが感情を押し殺している。天才的な絵の才覚を持っている。
    竹中勇(たけなか いさむ)
    演:吉田栄作
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」副長兼船務長(映画では船務長のみ)。三等海佐。他の主要幹部達と違い、防大出身ではなく一般大学から海上自衛隊幹部候補生学校に入った、宮津の息子、隆史に関する左遷の嵐の中でも幹部に残った。
    非常に明るい、いわゆる「ムードメーカー」として描かれている。その一方で、自分の本心や本来の感情をどこか押し殺しているように見える場面も多い。下士官からも好かれる幹部として描かれていて、嫌われ者として描かれている杉浦や風間らとは一線を画した存在である。
    杉浦丈司(すぎうら たけし)
    演:豊原功補
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」砲雷長。一等海尉(映画では三等海佐)。防衛大出身。
    竹中とは逆に、規律に厳しく融通の利かない「嫌われ者」として描かれている。神経質で、そんな彼の一面を示すような場面も見られる。映画では積極的にヨンファたちに協力する姿が描かれた。
    横田利一
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」航海長。一等海尉。
    酒井宏之
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」機関長。一等海尉。
    風間雄大(かざま ゆうだい)
    演:谷原章介
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」砲雷科水雷士。三等海尉。防衛大出身の初任幹部。
    優等生であるが、その分エリート意識が強く、小心者で頭でっかちのヒステリー男として同世代の海曹、海士達の嫌悪を一手に引き受ける存在として描かれている。
    若狭祥司
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」掌帆長。海曹長。
    田所祐作(たどころ ゆうさく)
    演:斉藤陽一郎
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」第一分隊砲雷科海士長。
    暴走族を辞めてブラブラしているところを自衛隊地方連絡部の広報官に声を掛けられて入隊した。入隊後も暴走族くずれの気質がぬけなかったが、仙石の推薦で防衛記念章を授与されてからは見違えるように訓練に励むようになり、元々の面倒見の良さから海士達のまとめ役として若いクルーを取り仕切るようになる。仙石の弟分的な存在。海曹への昇任試験を控えている。
    原作小説の上での設定と比べて映画では主人公やストーリーそのものへの絡みが少なくなっており、既婚者で恐妻家であることを窺わせている。
    菊政克美(きくまさ かつみ)
    演:森岡龍
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「いそかぜ」第一分隊砲雷科二等海士。
    人間関係がギクシャクしがちな「いそかぜ」クルーの潤滑剤的な存在。幼い頃に両親が離婚して、祖母に育てられた。家には祖母と二人きりで暮らしているが、魚雷訓練中、彼を悲劇が襲う。
    他の福井作品でも同姓の登場人物[3]はしばしば登場し、同じく悲劇に襲われることが多い。
    衣笠秀明(きぬがさ ひであき)
    演:橋爪淳
    海上自衛隊第65護衛隊司令。一等海佐(映画では宮津が副長に設定変更されたため「いそかぜ」艦長に変更されている、また風貌も大きく異なる)。
    一度、宮津が海上勤務から離れそうになった時、上司越しに直接人事に直談判する。そういう点では、宮津の恩人といっても良い存在だろう。ただし、宮津はその恩を仇で返すのだが…。
    阿久津徹男(あくつ てつお)
    演:矢島健一
    海上自衛隊ミサイル護衛艦「うらかぜ」艦長。二等海佐。小説では、宮津の3学年下の後輩として防衛大時代からの付き合いである。原作では宮津のことを「部屋長」と言い、慕っていた。
    「夢見るロマンチスト」らしい一面があるというが、この作品では男気に溢れた一面が色濃く描かれている。それは、自分の座乗艦が「いそかぜ」により沈められたことでより強くなる。
    映画版ではストーリーへの絡みは少ない。
    吉井真人
    海上自衛隊第1護衛隊群司令。海将補。
    安藤亮二
    航空自衛隊百里基地第7航空団第204飛行隊所属三等空佐。
    宗像良昭(むなかた よしあき)
    演:真木蔵人
    航空自衛隊百里基地第7航空団第204飛行隊所属一等空尉(映画では三沢基地に所属しており、搭乗機はF-2に変更されている)。
    原作においてはF-15Jイーグルの操縦士。「いそかぜ」事件発生直後に上司(安藤三等空佐)と共に「いそかぜ」攻撃命令を受け、同艦に攻撃をしかけるも「いそかぜ」の反撃で上官の安藤を失う。その後、仇討ちの機会を与えられ特殊焼夷弾(テルミット・プラス)を搭載したミサイルによる「いそかぜ」撃沈の命令を受け、再出撃する。映画では飛行班長で彼の上司にあたる安藤三等空佐は登場していない。
    また、宗像役の真木蔵人は、映画の撮影に際し本物のパイロットから行為の指導を受けている。
    渥美大輔(あつみ だいすけ)
    演:佐藤浩市
    防衛庁情報局(作品内では「DAIS・ダイス」という略称で呼ばれる)内事本部長。
    宮津による「いそかぜ」叛乱を早くから察知し、様々な作戦を繰り出すのだが…。仙石が戦っていることを知り、何とか助けてやりたいと思っている。潔癖な性格で、自分の仕事と性格の不一致に嫌気が差している。
    野田 輝夫
    防衛庁情報局の局長。大半が防衛庁の正規職員出身者で占める局の中で、数少ない警察出身者でもある。
    梶良巳
    防衛庁情報局 対テロ特殊要撃部隊「920SOF」隊長。一等陸尉。
    宮下武
    防衛庁情報局 対テロ特殊要撃部隊「920SOF」隊員。三等陸尉。
    真壁義成
    防衛庁情報局 対テロ特殊要撃部隊「920SOF」隊員。三等陸曹。
    武石誠
    海上自衛隊 潜水艦「せとしお」艦長。二等海佐。
    沢口博
    海上自衛隊海上幕僚監部人事部課長。
    菅原裕二
    警察庁警備局長。
    汀陽介
    国家公安委員長兼自治大臣。
    明石智司
    警察庁長官。
    鍋島秀一
    防衛庁長官。
    曾根岳士
    内閣安全保障室長。
    木島祐孝
    統合幕僚会議議長。
    湊本仁志
    海上幕僚長。
    瀬戸和馬
    内閣情報調査室長。
    梶本幸一郎(かじもと こういちろう)
    演:原田芳雄
    日本国内閣総理大臣であり、自衛隊最高指揮監督者である。
    いわゆる「数で転ぶ政治屋」なところを随所に見せ、最初は諦めて捨てようとする。しかし、渥美の説得や「いそかぜ」内部における様々なドラマが、彼の気持ちや考え方を変化させていく。
    小説『川の深さは』には、同一人物と思われる梶本という官房長官が登場している。
    ホ・ヨンファ(許英和)
    演:中井貴一
    北朝鮮対日工作員(映画では某国工作員・指導教官)である。
    朝鮮戦争や窮乏にあえぐ北朝鮮での経験から、非常に冷徹で目的遂行のために高い意思を持つ。そこが宮津たちと違うところであり、彼の暗さを引き立たせている。しかし、ジョンヒの死には我を忘れて激昂し、周囲からなだめられる場面もあった。ジョンヒにこそ劣るが、かなりの戦闘能力を有する。艦内では少佐と階級で呼ばれる。
    自身を海上自衛隊海上訓練指導隊群訓練科長の溝口哲也三等海佐と身分を偽り、護衛艦「いそかぜ」に部下と共に潜入する。
    本編当初において、ある事件から宮津に急接近していく。
    チェ・ジョンヒ
    演:チェ・ミンソ(ラジオドラマ版では、浅野真澄)
    北朝鮮工作員の1人。本編において、1つの鍵を握る人物でもある。
    後述するヨンファの部下らしいが、詳細は不明(おそらく義兄妹と思われ、そんな描写も見られる。映画では血のつながった兄妹の設定)。女性としては類稀な体力・戦闘技術を持つ。韓国にいた時の地雷の事故により声帯を吹き飛ばされているため、声を出すことができない。そのときの傷を隠すためか、首に常にマフラーをまいており、映画では傷が確認できる。
    ドンチョル
    演:安藤政信
    北朝鮮工作員の1人。表向きは海上訓練指導隊所属 山崎謙二二等海尉。
    原作では「いそかぜ」に戻った仙石に気絶させられ、武器を奪われた挙句、如月の手榴弾により死亡するという役回りだったが、映画では溝口(ヨンファ)の副官という設定で、仙石にいそかぜが狙われている(如月が工作員で、自分達がダイスの人間という嘘の入った)状況を説明するという原作のヨンファの役割を演じた。
    リン・ミンギ
    北朝鮮人民武力省偵察局局長。ホ・ヨンファの上司にして養父である。

    ※wikipedia参照

PROMISE 無極

PROMISE (無極) [DVD]

 

PROMISE 無極』(プロミスむきょく、原題: 無極)は、2005年の中国・アメリカ・韓国合作による古代ファンタジー映画。日本では、2006年2月11日に公開された。ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート作品。

中国では、撮影時の環境破壊やパロディ作品が出回るなどの問題があった(後述)。

あらすじ

舞台は「3000年前の未来」。戦で親を失い、絶望的状況に置かれる少女の前に運命をつかさどる女神・満神が現れる。少女に「欲しいものは何でも手に入る」約束をするが、そのかわりに「真実の愛は得られない」という。うなずいた女の子は数年後、世界でいちばん美しい王妃・傾国となっていた。

一方、反乱の企てから王を守ろうと、大将軍・光明は天下一の俊足の奴隷・崑崙と城へと向かっていた。

城では、王の腹心の部下である侯爵・無歓があの手この手を使って傾国を我が物にしようと企んでいた。刺客・鬼狼が放たれたが、鬼狼と崑崙は共に「氷雪之地(スノーランド)」の者だったので崑崙を逃がし、自ら着ていた「黒衣」を与えてしまう。時空間を超え、死さえも超越できる「黒衣」のない鬼狼は死んでしまう。

「黒衣」を纏った崑崙は、運命を脱するために、満神と約束した「あの時」へと傾国を戻すために走る。

キャスト

役名 俳優 日本語版1 日本語版2
光明 真田広之
崑崙 チャン・ドンゴン 宮内敦士 東地宏樹
傾国 セシリア・チャン 坂本真綾 加藤忍
無歓 ニコラス・ツェー 内田夕夜 平川大輔
鬼狼 リウ・イエ 木下浩之 大塚芳忠
満神 チェン・ホン 魏涼子 田中敦子
程前

※wikipedia参照

上海の伯爵夫人

上海の伯爵夫人 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

 

上海の伯爵夫人』(シャンハイのはくしゃくふじん、The White Countess)は、2005年の映画。1930年代の上海を舞台にしたロマンス映画で、ブッカー賞受賞作家カズオ・イシグロのオリジナル脚本を、ジェームズ・アイヴォリーが映像化した。

ストーリー

1930年代の上海。ロシア貴族のソフィアは、祖国を逃れて上海で暮らしている。夫はすでになく、夫の側の親族と暮らしていた。ソフィアはクラブでホステス(タクシーダンサー)として働きつつ家計を支えていたが、気位の高い家族は、彼女をふしだらな女だと決め付け、辛く当たっていた。先の見えない不安と、身を持ち崩してゆくホステスが多い中、ひとり娘カティアのために黙って働く彼女だが、ある日、店を訪れていた盲目の外交官ジャクソンと出会う。ジャクソンはヴェルサイユ条約の調印にも立ち会った有能な外交官だったが、視力をなくし自暴自棄の生活を送っていた。彼には上海でバーを開く夢があり、競馬で勝ったお金を元に、自分の「夢のバー」を開こうとしていた。ジャクソンは、そのバーにソフィアが必要であると彼女を説得し、ソフィアは”The White Countess”で働くようになる。しかし一緒に働き始めても、二人の関係は全く仕事上のものに限られていた。しかし、日中戦争が勃発し、上海を脱出しなければならなくなる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
トッド・ジャクソン レイフ・ファインズ 木下浩之
ソフィア・ベリンスカヤ伯爵夫人 ナターシャ・リチャードソン 山像かおり
マツダ 真田広之 てらそままさき
グルシェンカ マデリーン・ポッター 葛城七穂
ピョートル・ベリンスキー公爵 ジョン・ウッド
ヴェラ・ベリンスカヤ公爵夫人 ヴァネッサ・レッドグレイヴ 久保田民絵
オルガ・ベリンスカヤ リン・レッドグレイヴ 定岡小百合
カティア・ベリンスカヤ マデリーン・ダリー 黒河奈美
サミュエル アラン・コーディナー 宮澤正

※wikipedia参照

サンシャイン 2057

サンシャイン2057 [Blu-ray]

 

サンシャイン 2057』(原題: Sunshine)は、2007年のイギリス映画。

ストーリー

西暦2057年、太陽はその輝きを弱め、地球は氷に閉ざされた世界になっていた。死に近づいた太陽に向かう宇宙船イカロス2号には、日本人船長カネダをはじめ、副船長のハーヴェイ、物理学者のキャパ、精神科医のサール、植物学者のコラゾン、エンジニアのメイスとトレイ、パイロットのキャシーで成る国際色豊かな8人が乗り込んでいた。彼らの使命はマンハッタン島ほどもある核爆弾で太陽を再活性化させることであった。

しかし、イカロス2号がスイングバイのため水星に接近した際、7年前(つまり「2050」年)に原因不明のまま消息を絶ったイカロス1号からの救助信号を受け取る。地球の存続のためそのまま太陽に向かうか、まず1号の救助に向かうかでクルー達は激しく議論を交わすが、結局軌道を修正しイカロス1号へ向かうことにする。しかし、その途中で軌道修正を担当したトレイが太陽光線を遮蔽するためのシールドの角度を修正し忘れる。このミスにより、シールド表面のパネルを損傷する。また、その修理中に酸素や食物を生成する菜園に火災が発生し、大部分の酸素と酸素製造能力を喪失してしまう。その際爆発の反動により船体が回転し、それを修正するためイカロス2号は自動制御に入る。ミッション遂行のために船員はイカロスの判断を却下せず、修理作業のためぎりぎりまでシールド上を動くことができなかったカネダは強烈な太陽光線に焼かれて死んでしまう。カネダとキャパの活躍によって船体の崩壊は免れたものの、核爆弾の投下まで船内の酸素を維持することのできなくなったイカロス2号は酸素の補給のためにもイカロス1号にアプローチするしかなくなる。7年の月日でほこりまみれになった1号に乗り込んだキャパ、メイス、サール、ハーヴェイの4人は水も酸素も植物も問題のない1号の船内を見て、何故彼らがミッションを放棄したのか理解に苦しむ。1号の船長ピンバッカーが残した映像には爛れた皮膚で「神の意思だ」と語る彼自身の姿が記録され、メインフレームは人為的に破壊されており、物資はおろか核弾頭さえ再利用できない状況であった。

2号のクルーたちが、太陽観測室で太陽光線により灰となっていた1号のクルーたちを発見したそのとき、1号と2号を繋いでいたドックが外れてしまう。20m離れた2号まで戻るための宇宙服は1着しかなく、エアロックの扉を手動で開けるために1人が1号に残らなければならない状況の中、核爆弾を扱えるキャパが宇宙服を着ることになり、ハーヴェイとメイスは体中に断熱材を巻きつけ、キャパにしがみついて2号に戻ろうとする。しかしハーヴェイは吹き飛ばされて凍死。手動で気密扉を開けるため1号に残ったサールは、2号が1号から離れていくのを見送り太陽観測室で1号のクルーと同じく太陽光線に身を晒し死を遂げる。

無事船に戻ったキャパとメイス、残っていたコラゾンとキャシーは厳しい現実に直面する。船内には、カネダの死後、責任を感じて自殺しかねなかったため、サールによって投薬され1日のほとんどを眠って過ごしていたトレイを含めて5人がいるが、核爆弾の投下までは4人分の酸素しか残っていない。イカロス1号に乗り込んだ際に1号と2号を繋いでいたドックは人為的に破壊されており、アリバイのないトレイにその疑いがかかる。4人は苦渋の決断をし、メイスがトレイを殺害しにいくが、トレイはすでに自殺していた。

トレイの死によって、任務遂行までの酸素は確保された。19時間後の核爆弾投下に備え、キャパらはそれぞれの仕事に取りかかる。しかし、イカロス2号は、船内の酸素が足りない、なぜなら船の中には5人いるからだと告げた。

キャスト

※()は日本語吹き替え

  • キャパ – キリアン・マーフィー(田中実)
  • カネダ – 真田広之
  • コラゾン – ミシェール・ヨー(塩田朋子)
  • メイス – クリス・エヴァンス(竹若拓磨)
  • キャシー – ローズ・バーン(宮島依里)
  • ハーヴィー – トロイ・ギャリティ(檀臣幸)
  • トレイ – ベネディクト・ウォン(根本泰彦)
  • サール – クリフ・カーティス(大川透)
  • イカロスの声 – チポ・チュン(園崎未恵)
  • ピンバッカー – マーク・ストロング(郷田ほづみ)※wikipedia参照

スピード・レーサー

スピード・レーサー [Blu-ray]

 

スピード・レーサー』(原題:Speed Racer)は、2008年公開のアメリカ映画。日本のテレビアニメ『マッハGoGoGo(米国名”Speed Racer”)』を原作とする。

あらすじ

 

父はレーシングカーデザイナー、兄は天才レーサーという一家に育った少年スピード・レーサーは、レースで事故死した兄の跡を追ってレーサーになり、レース大会で優勝する。スピードの才能に目をつけたロイヤルトン・インダストリーズ社は高額な契約金を用意して契約をオファーするが、スピードは断る。するとロイヤルトン社はスピードに対してさまざまな妨害工作を始める。そして、ロイヤルトン社の陰謀を知ってしまったスピードは父がデザインしたレーシングカー「マッハ号(マッハ5)」に乗り込み、兄が事故死したレース大会に出場する。

キャスト

役名:配役(括弧内は劇場公開・DVD版日本語吹き替え)

  • スピード・レーサー:エミール・ハーシュ/幼少時代:ニコラス・エリア(赤西仁/小林由美子)
  • トリクシー:クリスティーナ・リッチ/幼少時代:アリエル・ウィンター(上戸彩/矢島晶子)
  • レーサーX:マシュー・フォックス(小杉十郎太)
  • ママ・レーサー:スーザン・サランドン(藤田淑子)
  • パパ・レーサー:ジョン・グッドマン(内海賢二)
  • スパーキー:キック・ガリー(松山鷹志)
  • スプライトル:ポーリー・リット(田中真弓)
  • ローヤルトン:ロジャー・アラム(玄田哲章)
  • テジョ・トゴカーン:Rain(ピ)(小野大輔)
  • ミスター・武者:真田広之(古澤徹)
  • ベン・バーンズ:リチャード・ラウンドトゥリー(森功至)
  • ディテクター警部:ベンノ・フユルマン(桐本琢也)
  • ミスター・トゴカーン:伊川東吾(小林清志)
  • ハルコ・トゴカーン:ユー・ナン(林真里花)
  • クランチャー・ブロック:ジョン・ベンフィールド(たてかべ和也)
  • ジャック・“キャノンボール”・テイラー:ラルフ・ハーフォース(押切英希)
  • スネーク・オイラー:クリスチャン・オリバー(檀臣幸)
  • レックス・レーサー:スコット・ポーター(小西克幸)
  • レース・アナウンサー:ピーター・フェルナンデス
    ※wikipedia参照

最終目的地

最終目的地 スペシャル・エディション [Blu-ray]

 

最終目的地』(さいしゅうもくてきち、The City of Your Final Destination)は、2009年のアメリカ合衆国のドラマ映画。ピーター・キャメロンの同名小説を原作にしている。

ストーリー

大学で文学教師として働く青年オマーは、博士号を取得して大学との契約を延長するため、自殺した作家ユルス・グントの伝記執筆を願っていたが、作家の遺族から拒絶されてしまう。恋人ディアドラの強い勧めと人生を変えたいとの思いから、オマーは亡き作家が暮らしていた邸宅がある南米ウルグアイへと向かう。そこでは作家の兄アダム、作家の妻キャロライン、作家の愛人アーデンとその幼い娘ポーシャ、アダムのゲイの恋人ピートが奇妙な共同生活を送っていた。オマーは彼らから伝記執筆の許しをもらうために、しばらくの間共に過ごすことにするが、その内に恋人がいる身でありながら、アーデンと惹かれあってしまう。また、他の住人もオマーの出現により、今後の自らの人生(最終目的地)について考え、それぞれの決断を下すのだった。

キャスト

  • アダム・グント – アンソニー・ホプキンス(日本語吹替:石田太郎): 作家の兄。ユダヤ系ドイツ人。
  • キャロライン・グント – ローラ・リニー(日本語吹替:田中敦子): 作家の妻。
  • アーデン・ラングドン – シャルロット・ゲンズブール(日本語吹替:櫻井智): 作家の愛人。28歳。
  • オマー・ラザギ – オマー・メトワリー(日本語吹替:加瀬康之): 大学の文学教師。イラン系アメリカ人。28歳。
  • ピート – 真田広之(日本語吹替:内田夕夜): 徳之島出身の日本人。40歳。アダムと暮らして25年。
  • ディアドラ・グドムンド – アレクサンドラ・マリア・ララ(日本語吹替:魏涼子): オマーの同僚文学教師で恋人。
  • ヴァン・ユーウェン夫人 – ノルマ・アレアンドロ: 作家の友人だった裕福な女性。話し好き。
  • ポーシャ・グント – アンバー・モールマン: 作家とその愛人アーデンとの間に生まれた娘。※wikipedia参照

レイルウェイ 運命の旅路

レイルウェイ 運命の旅路 [Blu-ray]

 

レイルウェイ 運命の旅路』(原題:The Railway Man)は、2013年制作のオーストラリア・イギリスの映画。

エリック・ローマクス(英語版)の自叙伝『泰緬鉄道 癒される時を求めて』(The Railway Man)の映画化。第二次世界大戦中、タイとビルマ間を往来する泰緬鉄道の建設に捕虜として従事させられたイギリス人将校と当時施設にいた日本人通訳・永瀬隆の姿を描く。

あらすじ

エリック・ローマクスは第二次世界大戦中に日本軍の捕虜となり、タイとビルマを結ぶ泰緬鉄道の建設に従事させられ、残忍な扱いを受ける。

戦後、その記憶に苦しめられながらも、献身的な愛を捧げる妻パトリシアと共に平穏な日々を過ごそうとしていたエリックだったが、ある日当時の現場にいた日本人通訳・永瀬が、今も生きていることを知る。永瀬は戦争体験を伝えるため、戦後もタイに留まっていたのだ。

エリックは辛い記憶を呼び覚まされ思い悩むが、永瀬と直接向き合うことを決意する。エリックは約50年の時を経て永瀬と対面するため、単身タイへと向かう。

キャスト

  • エリック・ローマクス:コリン・ファース
  • エリック・ローマクス(青年時代):ジェレミー・アーヴァイン
  • パトリシア・ローマクス:ニコール・キッドマン
  • 永瀬隆:真田広之
  • 永瀬隆(青年時代):石田淡朗
  • フィンレイ:ステラン・スカルスガルド
  • フィンレイ(青年時代):サム・リード
  • ジャパ二ーズ NCO:泉原豊※wikipedia参照

47RONIN

47RONIN [Blu-ray]

47RONIN』(フォーティーセブン・ローニン、原題:47 Ronin)は、2013年公開のアメリカ合衆国のファンタジー・アドベンチャー映画である。忠臣蔵をモチーフとし、四十七士にキアヌ・リーブス演じる架空の人物であるカイが参加する等の独自の要素が加えられたオリジナルストーリーとなっている。

あらすじ

 

大石内蔵助を筆頭とする侍の集団に守られた、豊かな土地を持つ赤穂の国。その領内には頭部に天狗につけられた傷を持つという異邦人「カイ」が暮らしていた。カイは少年のときに、領内で行き倒れていたところを赤穂の城主である浅野内匠頭に救い出され、また浅野の娘であるミカに世話を受けたことに恩義を感じ常々親子の力になりたいと思っていたが、その日本人離れした容姿から侍となることは叶わず、侍たちからは獣以下の粗末な扱いを受け続ける。

時の将軍である綱吉が赤穂の国を訪れることとなり、浅野と家来の侍たちは家の名誉にかけて将軍を迎えるべく準備を進める。一方、赤穂の隣国を領地に持つ吉良は、豊かな赤穂を自分の領地とする機会を伺う。吉良は妖術を使う側室のミヅキの力を使い、浅野を術で錯乱させて吉良へ切りかからせる。将軍の裁きによって浅野を切腹に追い込み、ミカを浅野の喪が明ける1年後に正室として迎え、赤穂を併呑する手筈を整える。吉良によって侍たちの筆頭格である大石は地下牢に軟禁され、侍たちは浪人に身をやつし、カイは奴隷として出島に売りとばされる。

1年後、大石は地下牢から解放され、ミカの婚姻まで残り1週間しかないこと、カイが奴隷として売り払われたこと、侍たちは赤穂から追放されたこと等を息子の主税から聞く。ミカを救い主君の仇である吉良を討つべく、主税には散り散りになった浪人を集めさせる。自身は出島で剣闘士まがいのことをさせられているカイを救い出し、仇討ちへの協力を取り付ける。

大石、45人の浪人たち、大石の息子主税は一堂に会し、仇討ちを誓い合う。そして、疎まれていたカイも47人目の仲間として認められた。

カイは浪人たちとともに天狗の里へ訪れる。カイは天狗に拾われ、剣術や妖術、この世の理などを教わったという。カイは育ての親である天狗に刀を譲るよう依頼する。天狗はカイの力を試し、決心の強さを確認すると、カイたちに刀を授ける。

登場人物

※日本語吹き替えの記載が無い場合は同一人物が吹き替えをしている。

カイ
演 – キアヌ・リーブス、日本語吹き替え – 森川智之
四十七士に加わるはぐれ者[4]。架空の人物で、イギリス人と日本人のハーフ[5]であり、生まれた直後に天狗のいる山に捨てられた。
その際に天狗により拾われ、下界と隔絶された状況で様々な秘術と剣術を教え込まれるが外の世界に戻るため脱走。赤穂に落ち延び浅野に拾われた。そのため、積極的に使うことは少ないものの高速で移動する天狗の秘術を使うことができたり、キツネに化けたミヅキの正体を見破ることができる
吉良の策略で浅野が切腹した際に捕らえられ出島のオランダ人に奴隷として売られてしまう。
天狗から教わった剣術は大石たちに勝るとも劣らず、出島で大石と斬り合いをした際には互角の実力を見せた。
自分を除け者として扱い続けてきた侍には懐疑的だが、世話を受けたミカを救い出すために大石に協力し、自らの故郷とも言える天狗のいる山にて天狗と交渉することで浪人たちの使う刀剣を調達し討ち入りの準備を整える。
討ち入り直前の血判状への署名には「魁」の字が当てられている。
大石内蔵助
演 – 真田広之
四十七士の指導者[4]であり赤穂の侍の筆頭。
行き倒れていたカイを最初に見つけた人物でもあるが、天狗に付けられた傷を持つカイの存在を不吉に思い冷遇し続けてきた。
吉良の陰謀で浅野が切腹、赤穂の併呑が決まった際に吉良から存在を危険視され地下牢に軟禁される。ミカの祝言直前に地下牢から出されたのち、ミカを救い吉良を討つため仇討ち後の打ち首(浅野切腹の際に吉良への仇討ちを将軍綱吉から禁じられていた)を覚悟でカイを出島から救い出し追放された赤穂の浪人を集め討ち入りの準備を整える。
吉良の首級を挙げ仇討ちを浅野の墓前に報告したのち将軍の裁きを受け、本来ならば打ち首獄門のところを忠義に免じて名誉の切腹および主君と同じ墓に埋葬されることを許可され、カイを含めた四十六士(主税を除く)と共に切腹し果てる。
ミカ
演 – 柴咲コウ
浅野家の姫でカイの恋人。架空の人物[4]
赤穂併呑を狙う吉良の策略により半ば強引に吉良との祝言を迫られるが、父である浅野の喪に服すことを理由に1年の猶予を与えられる。
吉良上野介
演 – 浅野忠信
赤穂の隣国・長門の主君であり、浪士たちの主君の仇[4]
妖術を使うミヅキを側室に置き、赤穂を併呑すべく猛獣を放つなど様々な策略を巡らせていた。
将軍綱吉が赤穂を訪れていた際に浅野を妖術にかけ吉良へ切りかからせることで浅野を切腹に追い込んだ。
ミカとの祝言により赤穂を完全に自分の領地とすべく、それを邪魔するであろう大石たち浪人やカイの抹殺をミヅキに命じる。
ミヅキ
演 – 菊地凛子
吉良家に仕える側室。架空の人物[4]
様々な妖術を使いこなす美女で、自身を狐や龍の姿に変えることもできる。
吉良に赤穂を併呑させ、ゆくゆくは日本を手中に収めさせるべく暗躍し浅野を切腹へと追い込んだ。
大石主税
演 – 赤西仁
父である大石内蔵助と違いカイに友好的なカイの親友[6]
浅野切腹後、地下牢に軟禁された内蔵助が戻ってきた際には散り散りになった浪人に集合をかけ、その後も父に従い討ち入りの準備を整えた。
若年ながら、見張りに立つ兵士を咄嗟に弓で射ることができるなど武芸は父譲り。
討ち入りに参加し一端は切腹を申し付けられるが、主君のために仇討ちを為す忠義の血が絶えることを憂えた将軍の配慮により生涯赤穂に尽くすことを命ぜられ四十七士の中で唯一生き残る。
浅野内匠頭
演 – 田中泯
播州国、赤穂藩の藩主。
大石を始めとした侍を束ねており、行き倒れていたカイを殺そうとした大石を止めた。とはいえミカや主税ほどカイに友好的だったわけではなく、領内の山中で暮らすことを許しはしたが、ある程度の距離は置いていたようである。
将軍綱吉を迎える前に猛獣を仕留め準備万端と将軍を接待するが、赤穂の併呑を伺っていた吉良の策略で切腹に追い込まれた。
将軍綱吉
演 – ケイリー=ヒロユキ・タガワ、日本語吹き替え – 菅生隆之
徳川の将軍にして日本の支配者。
赤穂に来訪した際に起こった刀傷事件を受け浅野に切腹を申し付け、ミカに対しては吉良との婚姻を決め赤穂領を吉良家の預かりとする。
大石リク
演 – 國元なつき[7]
内蔵助の妻で、主税の母。
安野
演 – 羽田昌義[7]
赤穂の侍で、四十七士の一人。猛獣狩りの際、カイに助けられるが、侍ではない彼に助けられたことは不名誉だと恥じ、彼に対しても辛辣な言葉を浴びせる。その後も、カイに対して見下した態度を取り続けるが、芭蕉の死を通じて彼と和解する。
芭蕉
演 – 米本学仁
赤穂の侍。気が優しく、どこか愛嬌のある大男。はぐれ者のカイに対しても優しい言葉をかけるが、実は幼い頃に彼をいじめたことがある。大石達がミヅキの罠にかかった際は、自分の命と引き換えに安野の身を守った。そしてカイに対して幼い頃の過ちを詫びると、静かに息を引き取った。その後、彼の刀は安野を通じてカイに託された。
磯貝
演 – 出合正幸
赤穂の侍。大石に吉良の動向を探る斥候を命じられるが、ミヅキの妖術にかかってしまい、大石達の危機を招いてしまう。
演 – 曽我部洋士[7]
赤穂の侍。大石から刀を託されるが、ミヅキの罠にかかった際、鎧武者の手によって殺されてしまう。
堀部
演 – 中嶋しゅう
赤穂の侍で、四十七士の一人。大石の右腕的存在。槍を使う。
演 – 山田浩[7]
赤穂の侍で、四十七士の一人。弓を使う。
カピタン
演 – ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、日本語吹き替え – なし
出島を根城にしている南蛮人。吉良からカイを奴隷として買い、見世物として殺し合いをさせていた。
大石と会話をするシーンなどが撮影されたが、最終的にはカットされてしまい、劇中で彼が話す台詞は一言もない。なお、カットされた彼のシーンはBlu-ray discの特典映像で観ることができる[8]
旅芸人(歌舞伎役者)
演 – ゲディ・ワタナベ、日本語吹き替え – 飯島肇
歌舞伎を披露する旅芸人の一行の一人。吉良上野介とミカの結婚の宴に向かう最中に大石らと遭遇し、戦の手助けをする。
酔った役人
演 – クライド・クサツ
磯貝が吉良の動向を探りに出向いた酒場で出会う役人。
護衛人
演 – 梶岡潤一、日本語吹き替え – なし
吉良家に仕える門番[9]
鎧武者
演 – ニール・フィングルトン[8]、日本語吹き替え – なし
御前試合に吉良家代表として出場した全身を鎧に包んだ巨漢の侍。掛け声はおろか一言の言葉も発せず異様な雰囲気を放っている。その体格に似合う大太刀振るい、カイを散々に打ちのめした。
本来の仕事は吉良の護衛であるようで、吉良が外に出る際は必ず侍っており四十七士の討ち入りの際にも吉良を逃がすべく立ちはだかり、御前試合での強さを見知っていた浪人達の戦意を喪失させるが、火薬庫に仕掛けられた爆弾により起こった爆風に巻き込まれ鎧がバラバラになり炎に飲み込まれた。
演じたフィングルトンは、他にも出島でカイと戦う鬼のモーションアクターも務めている[8]
天狗の首領
演 – 伊川東吾、日本語吹き替え – 大木民夫
赤子の時に捨てられていたカイを拾い天狗の秘術や剣術を教え込んだ人物。天狗とは呼ばれるが鼻は無いどころか削がれているかのようで、どちらかと言えば烏天狗のような風体をしている。
仇討ちのために必要な大量の刀剣を求め戻ってきたカイの前に現れる。
その容姿からか天狗の一族は人間に迫害を受けていたようで、仇討ちをする人間を手助けするため戻ったというカイが理解できず、力づくで刀剣を奪えとカイを挑発したが天狗の秘術を使い高速で刀剣を奪ったカイの姿に自分の教えが生きていたと喜び大量の刀剣を提供した。
ナレーション
声 – ロン・ボッティータ、日本語吹き替え – 東地宏樹
物語の語り部。

※wikipedia参照

 

ラストサムライ

ラストサムライ』(The Last Samurai )は、2003年のアメリカ映画。明治初頭の日本を舞台に、時代から取り残された侍達の生き様を描く。

last samurai

あらすじ

冒頭では、古事記の一説(イザナミとイザナギの神が剣で、日本の国土を生成したと信じている人々の住む国)を引用する形で、日本の国柄を紹介している。その長く深い伝統の空気を打ち破る幕末の近代化が始まりだした。建国以来の剣を信じるものと、新たな洋式鉄砲と軍隊に希望をかけるものの思いに、日本という国は分断されていったのだ。

ところは変わって、南北戦争時代のアメリカ。北軍の士官として参軍したネイサン・オールグレン大尉(役:トム・クルーズ)は、南軍やインディアンと戦う。その戦争の渦中では、関係の無いインディアンの部族に攻撃を仕掛けたり、インディアンの子供たちを撃ち続けたりした。良心の呵責に悩まされたオールグレンは、トラウマとなった戦場での体験から逃れるように、ウイスキー浸りの生活に陥る。

そんな中、日本の実業家にして大臣の大村(役:原田眞人)はバグリー大佐を介し、お雇い外国人として「戦場の英雄」を軍隊の教授職として雇いに来た。その頃の日本は明治維新が成り、近代国家建設のために急速な近代的軍備の増強が必須であった。大金のオファーに魅せられたオールグレンは、僚友ガントとともに日本に行き、軍隊の訓練を指揮する。

やがて、不平士族の領袖である勝元(役:渡辺謙)が鉄道を襲ったという報が入った。まだ訓練は出来ておらず、この軍隊では闘えないと抵抗するも、やむなく出動するオールグレン。案の定、隊の練度は低く、サムライたちの勢いに呑まれた部隊はバラバラになり、ガントは落命、オールグレンは勝元らに捕えられる。しかし勝元は彼を殺さず、妹のたか(役:小雪)に手当てをさせる。回復してきて村を歩き回り、古きよき日本の人たちの生活の風景を目の当たりにする中で、オールグレンは彼ら反乱軍=サムライたちの精神世界に魅せられるようになる。そして勝元もまた、オールグレンにどこか不思議な魅力を感じ始めていた。

勝元の息子である信忠(役:小山田真)の村での生活を深めるにつれ、オールグレンは村の人々に急速に心を開いていくが、世話をしてくれる女性、たかはオールグレンに不信感を抱き続ける。彼女の夫は、戦場でオールグレンにより殺されたからであった。だが村の生活に敬意を表すようになったオールグレンに対し、次第にたかは心を開き始め、やがてたかはオールグレンを許すようになる。

訓練と談笑と生活の中でオールグレンは心の中に静けさを取り戻し、サムライの村での生活に神聖なものを感じ始める。またオールグレンは、氏尾(役:真田広之)との剣合わせで、はじめて引き分けることができた。これを機に、オールグレンは氏尾や村の男たちからの信頼を急速に勝ち取る。

そんな中、村の祭りが行われ、ふだんは怖く厳しい村の首領・勝元が道化を演じる舞台を見て皆が笑いあっているスキを狙って、大村が差し向けたとおぼしき間諜が密かに村に近づき、襲撃を試みる。オールグレンと勝元・村人は心を一にして間諜と戦い、ついにオールグレンは村人と味方になった。

やがて春を迎えて雪が溶け道が開いた頃、政府に呼び出されて勝元一行は東京へ出向く。疑いと警戒の目で一団の行進を見つめる大村。一行の中にオールグレンが居ることを見つけて、ほっと笑顔をもらす通訳・写真家・著述家のグレアム。東京でオールグレンが見たものは、すでに立派に訓練され、軍備も充実した政府軍の姿であった。

街に出たオールグレンは、銃を掲げ不遜な態度で振る舞う軍人が、信忠の剣を奪い、髷を切り落とす場面に出くわす。そんなオールグレンに、大村は刺客を差し向ける。一方の勝元は、廃刀令にしたがって刀を捨てるよう大村に迫られる。勝元は判断を明治天皇(役:中村七之助)に仰ぐが、天皇は気弱さから目をそむけてしまう。刀を捨てない勝元は、東京にて謹慎となる。

オールグレンは、大村の不平士族討伐軍の指揮官就任の申し出を断り、日本での職・役割を終わらせアメリカへ帰ろうとする。が、大村の差し向けた刺客に襲われる。その後、信忠ら村の一軍やグレアムと共に謹慎先の勝元を脱出させる。勝元一行は村へ帰還できたものの、殿を務めた信忠は警備兵に撃たれ、帰らぬ人となる。もはや、政府軍と勝元達反乱軍との対決は免れぬものとなった。

意を決したオールグレンは反乱軍の一員として、政府軍に一矢報いる事を決めた。反乱軍は榴弾砲まで装備した政府軍を相手に勇敢に闘う。

最後の騎馬による突撃が回転式機関銃ガトリング砲により阻止され、全員戦闘力を失う。傷ついた勝元は、信頼するオールグレンにとどめを刺すよう頼み、「すべてパーフェクトだ」という言葉を遺して、こと切れ、オールグレン一人を残し全滅した。しかし、この闘いは決して無駄ではなかった。政府軍の兵士たちは勝元の死に様に涙し、敬意を表し跪いて頭を垂れたのである。維新以降、失われて久しかった「武士道精神」を、軍人たちが取り戻した瞬間であった。

生き残ったオールグレンは明治天皇に拝謁。そこで勝元の遺刀を渡す。それは日本が真に近代国家に生まれ変わるための、勝元からのメッセージであった。

配役

  • ネイサン・オールグレン大尉:トム・クルーズ
  • 勝元盛次:渡辺謙
  • 信忠:小山田真
  • たか:小雪
  • 氏尾:真田広之
  • サイモン・グレアム:ティモシー・スポール
  • ゼブロン・ガント軍曹:ビリー・コノリー
  • 大村松江:原田眞人
  • 飛源:池松壮亮
  • 孫次郎:湊葵
  • 明治天皇:中村七之助
  • ベンジャミン・バグリー大佐:トニー・ゴールドウィン
  • 寡黙なサムライ(ボブ):福本清三
  • サムライ:高良隆志
  • サムライ:充吉修介
  • 中尾:菅田俊
  • 長谷川大将:伊川東吾
  • 政府軍指揮官:二階堂智
  • ウィンチェスター宣伝員:ウィリアム・アザートン
  • スワンベック大使:スコット・ウィルソン

日本語吹き替え

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ朝日版
ネイサン・オールグレン大尉 トム・クルーズ 森川智之
サイモン・グレアム ティモシー・スポール 中村育二 富田耕生
ゼブロン・ガント軍曹 ビリー・コノリー 吉田鋼太郎 佐々木敏
ベンジャミン・バグリー大佐 トニー・ゴールドウィン 山路和弘 金尾哲夫
勝元盛次 渡辺謙
信忠 小山田真 浅野信博 坂詰貴之
大村松江 原田眞人
明治天皇 中村七之助
ウィンチェスター宣伝員 ウィリアム・アザートン 山崎清介 内田直哉
スワンベック大使 スコット・ウィルソン 螢雪次朗 稲垣隆史

※wikipedia参照