Category Archives: デンゼル・ワシントン

アントワン・フィッシャー きみの帰る場所

アントワン・フィッシャー きみの帰る場所 (特別編) [DVD]

 

アントワン・フィッシャー きみの帰る場所』( – きみのかえるばしょ、原題: Antwone Fisher)は、2002年に製作されたアメリカ映画。デンゼル・ワシントンの初監督作品。

ストーリー

小麦畑で8歳の少年アントワン・Q・フィッシャーが一人佇んでいる。視線の先には一軒の家がぽつんと立っており、ドアを開けるとそこには…

朝、空母内のベッドで寝ていた海軍兵士のアントワン・Q・フィッシャー(デレク・ルーク)は起床を告げるけたたましいベルの音で目覚めた。シャワーを浴びるために浴室に向かった彼は、声をかけてきた白人水兵に対して突如激昂し、殴りかかった。

アントワンは、白人水兵の人種差別的な発言が原因だと訴えたが聞き入れられず、すぐさま上官から90日間の下船禁止と精神科医の診察を受けるように言い渡された。

基地内所属の精神科医ジェローム・ダヴェンポート(デンゼル・ワシントン)は来院したアントワンに、自分自身や家族のことについて話すよう促す。アントワンの気が短く怒りっぽい性格は、彼の生い立ちに何らかの原因があると考えたのだ。頑なに口を閉ざすアントワンに、我慢強く接するダヴェンポート。やがてアントワンは、生みの親を知らずに孤児院で育ったこと、里子に出された家で受けた耐え難い虐待の記憶を語り始めた。

治療の後で基地内の書店に向かったアントワンは、想いを寄せているレジ係のシェリル・スモーレイ(ジョイ・ブライアント)に様子がおかしいことを勘付かれてしまうが、これをきっかけにお互いの心も通い始めるようになる。

ダヴェンポートとシェリルの支えのもと、自らの過去を語り、受け入れることで、アントワンは徐々に心を落ち着かせていく…。

キャスト

 

役名 俳優 日本語吹替
アントワン・フィッシャー デレク・ルーク 竹若拓磨
アントワン・フィッシャー(7歳) マルコム・デヴィッド・ケリー 白石涼子
アントワン・フィッシャー(14歳) コリー・ホッジス 増田淳
ジェローム・ダヴェンポート デンゼル・ワシントン 小山力也
シェリル・スモーレイ ジョイ・ブライアント 甲斐田裕子
バータ・ダヴェンポート サリー・リチャードソン 五十嵐麗
エヴァ・メイ ヴァイオラ・デイヴィス 藤生聖子
ポーク・チョップ レナード・アール・ハウズ 天田益男
スリム ケヴィン・コナリー

※wikipedia参照

トレーニングデイ

トレーニング デイ [Blu-ray]

 

トレーニング デイ』(原題:Training Day)は、2001年に製作されたアメリカ映画。

新人刑事の一日、トレーニングデイ(訓練日)を描いたサスペンスアクション。デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を受賞した。

あらすじ

ロス市警(LAPD)の麻薬取締課に配属された新人刑事ジェイクは、ベテラン捜査官アロンゾと組むことになったのだが、「狼を倒せるのは狼だけ」=悪を倒すには悪になる必要があるというアロンゾに、正義感の強いジェイクは次第に不信感を募らせていく。一方アロンゾにはある計画があった。

 

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
アロンゾ・ハリス刑事 デンゼル・ワシントン 手塚秀彰
ジェイク・ホイト刑事 イーサン・ホーク 辻谷耕史
ロジャー スコット・グレン 仲野裕
サラ エヴァ・メンデス 浅野まゆみ
リサ・ホイト シャーロット・アヤナ 重松朋
スタン トム・ベレンジャー 小山武宏
ブルー スヌープ・ドッグ 麻生智久
ダグ ハリス・ユーリン 沢木郁也
ルー レイモンド・J・バリー 廣田行生
スマイリー クリフ・カーティス 家中宏
モレノ ノエル・グーリーエミー 梁田清之
レティ サマンサ・エステバン 本田貴子
ディミトリ デンゼル・ウィテッカー
ジェフ刑事 ピーター・グリーン 飛田展男
ティム刑事 ニック・チンランド 後藤哲夫
ポール刑事 ドクター・ドレー 斉藤瑞樹
マーク刑事 ジェイミー・ゴメス 北沢洋
ヤク中#1 ガーランド・ホワイト 檜山修之
ヤク中#2 ウィル・スチュワート 永野広一

※wikipedia参照

タイタンズを忘れない

タイタンズを忘れない 特別版 [DVD]

 

タイタンズを忘れない』(原題:Remember The Titans)は、実話を元にした2000年のアメリカ映画。

公民権法施行の後も人種差別が渦巻く1971年に、教育改革によりヴァージニア州に生まれた白人黒人混合の高校フットボールチームの選手達が、「肌の色が違う」というだけでお互いいがみ合いながらもスポーツを通じて徐々に分かり合い、周囲の人々をも巻き込みながら、奇跡を起こしていく。

ストーリー

物語は、人種差別が強く根付く1971年に、ヴァージニア州アレクサンドリアの州立T.C.ウィリアムズ高校に黒人ハーマン・ブーン(デンゼル・ワシントン)がアシスタント・ヘッドコーチとして雇われ迎え入れられ、白人と黒人の混合チームが生まれる所から始まる。

当初ブーンは白人ヘッドコーチのビル・ヨースト(ウィル・パットン)のアシスタントとして雇われたが、「全人種が平等に扱われなければならない」と言うアファーマティブ・アクション法の施行と世論の動きに後押しされた教育委員会はヨーストを降格させ、ブーンをヘッドコーチに就任させる事を決定した。その通達を聞いた両人はそれぞれ難色を示した。何故なら、下手に白人の上に立つような真似をすれば人種差別主義者に狙われる事をブーンは知っており、そしてヨーストもまた州立高校よりはるかに高額の報酬で雇ってくれる大学のフットボールチームが彼に打診してきたからだ。だが、ブーンは近所に住む黒人達から私たちの誇りと才能を示すためにコーチになってくれと頼まれ、そしてまたビル自身も生徒の保護者達から自分の子供を黒人コーチの下に置きたくない、と言う声に後押しされてそれぞれが教育委員会の通達に従った。

最初はお互いの未知から来る恐怖に支配されて、白人黒人共に歩み寄ろうともせずいがみ合ってばかりいた。あるとき街を離れ、ゲティスバーグで合宿を行った。合宿でもケンカが絶えず、チームとして機能しない日々であったが、あるときブーンは白人黒人お互いに全員と話をすることを強制させ、さもないと1日の練習を4回にすると言い出した。渋々従う選手達、そして、ブーンはゲティスバーグの南北戦争決戦地で「お互いわかり合えなければ私たちもここで終わりだ」と説いた。そんなブーンの声が届き始め、選手達は徐々にお互いに心を開き始める。そしてカリフォルニアからの編入生ロニー・’’サンシャイン’’・バース(キップ・パルデュー)を迎え彼の肌の色にとらわれない態度も次第にチームメイト達を一つにしていった。

合宿で一つになったタイタンズであったが、いざ学校に帰ってみると街には相変わらず人種差別が渦巻いていた。またバラバラになりかける選手達であったが、リーダー格のゲーリーやジュリアスは「コーチに頼りっきりじゃだめだ。もう一度一つになろう」と、試合前のウォーミングアップを自分達でダンスをすることを提案する。自分達の結束を強固なものにしていくタイタンズは州の大会で順調に連勝していった。

途中ブーンは同僚の黒人教師から教育委員会は「もし一回でも負ければ君をクビにする意向だ」と聞かされたが気負わず指導を続けた。またヨーストも高校殿堂入り投票委員会から「次の試合は負けが決まっていてそこでブーンは終わり、君が殿堂入りだ。」と八百長の事実を知らされる。案の定、次の試合、明らかに不利な判定が続いたが、ヨーストは審判に「本当のことをばらす」と八百長をやめさせ、試合に逆転勝利する。しかし、試合後、委員会から「君の殿堂入りはなくなった」と告げられるも、ヨーストは自身の殿堂入りよりチームの勝利を選んだ。

その後も強豪校を倒し、ついに決勝戦に駒を進めた。

映画では最後、ブーンやヨースト、タイタンズの選手達がその後どんな道を歩んだのかが書かれている。

歴史

作品途中に出てくる一枚のポスター。それは1968年メキシコシティオリンピックのものであり、表彰台に上る選手が人種差別に抗議している様子を描いたものである。アメリカの2人の選手はうつむいて国旗である星条旗から目をそらし、拳を突き上げ、ポスター左手の銀メダリストを含む彼ら3人は左胸に人権を求めるオリンピック・プロジェクト(Olympic Project for Human Rights、略称:OPHR)をつけている。ブラックパワー・サリュート(Black Power salute)として有名。

キャスト

 

役名 俳優 日本語吹替
ハーマン・ブーン(コーチ) デンゼル・ワシントン 大塚明夫
ビル・ヨースト(コーチ) ウィル・パットン 原康義
ジュリアス・キャンベル ウッド・ハリス 吉田孝
ゲーリー・バーティアー ライアン・ハースト 伊藤健太郎
ペティー・ジョーンズ ドナルド・フェイソン 草尾毅
ジェリー・“レヴ”・ハリス クレイグ・カークウッド
ルーイ・ラスティク イーサン・サプリー 高木渉
ロニー・“サンシャイン”・バース キップ・パルデュー 置鮎龍太郎
シェリル・ヨースト ヘイデン・パネッティーア
キャロル・ブーン ニコール・アリ・パーカー 山像かおり
エマ・ホイト ケイト・ボスワース 茂呂田かおる
ブルー・スタントン アール・ポイティアー
アラン・ボズレイ ライアン・ゴズリング 石田彰
レイ・バドズ バージス・ジェンキンス

※wikipedia参照

ザ・ハリケーン

ザ・ハリケーン [Blu-ray]

 

ザ・ハリケーン』(原題: The Hurricane)は、1999年のアメリカ合衆国の伝記映画である。黒人差別に基づく冤罪事件である「ルービン・カーター事件」を題材としている。

ストーリー

ルービンが獄中で執筆した伝記を読んで感銘を受けた黒人少年レズラとルービンの交流を中心に、伝記に描かれているルービンの少年時代から冤罪で収監されるまでを回想の形で描き、その後、レズラの扶養者であるカナダ人男女3人(リサ、サム、テリー)が冤罪の証拠を見つけ出し、連邦裁判において無罪判決を勝ち取るまでを描いている。史実では他にも5人のカナダ人が釈放運動に加わり、アメリカに移住しているが、この5人については描かれていない。

キャスト

 

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 TV版
ルービン・”ハリケーン”・カーター デンゼル・ワシントン 山野史人 山寺宏一
レズラ・マーティン ヴィセラス・レオン・シャノン 浪川大輔 伊藤健太郎
リサ・ピータース デボラ・カーラ・アンガー 山像かおり 田中敦子
サム・チャイトン リーヴ・シュレイバー 牛山茂 桜井敏治
テリー・スウィントン ジョン・ハナー 筒井巧 畠中洋
メイ・テルマ・カーター デビ・モーガン 八十川真由野 高乃麗
ジミー・ウィリアムス クランシー・ブラウン 仲野裕 内田直哉
デラ・ベスカ刑事 ダン・ヘダヤ 千田光男 家弓家正
マイロン・ベドロック デヴィッド・ペイマー 後藤哲夫 小島敏彦
レオン・フリードマン ハリス・ユーリン 上田敏也 稲葉実
H・リー・サロキン判事 ロッド・スタイガー 小島敏彦 鈴木瑞穂
ジョン・アーティス ガーランド・ウィット

※wikipedia参照

ボーン・コレクター

ボーン・コレクター [Blu-ray]

 

ボーン・コレクター』(The Bone Collector )は、1999年のアメリカ合衆国の映画。原作はジェフリー・ディーヴァーの同名小説。

脊椎不随となったリンカーンが安楽椅子探偵として相棒のアメリアとぶつかりながら事件を解決していく。監督はフィリップ・ノイス、主演はデンゼル・ワシントンとアンジェリーナ・ジョリー。

ストーリー

ニューヨークで深夜、トンネルの工事現場で明らかに他殺とみられる遺体が発見され、辣腕の科学捜査官リンカーン・ライム(デンゼル・ワシントン)が派遣された。リンカーンは重要な証拠を採取する前に現場を荒らされたくないがために自分以外の捜査官を全て遺体発見現場から遠ざけ、一人狭いトンネルの奥に潜り込んで行った。瓦礫の下敷きになっていた遺体の顔を見ると、リンカーンは驚愕した。そこに横たわっていたのは自分の遺体で、驚愕のあまり硬直している間にトンネルの上から重い金属製のパイプが降ってきた…。リンカーンは血圧の異常な上昇を知らせるサイレン音で目覚めた。リンカーンは自分の首の骨が砕かれた事故の夢を見ていたのだ。リンカーンが目覚めた事に気付いた住み込みの看護師セルマ(クイーン・ラティファ)はリンカーンの首の周りの汗を拭き朝の水分補給を、と言うとリンカーンはウォッカを要求した。セルマは当然のようにその要求を拒否し、リンカーンは畳み掛けるように俺の遺産は全て君に残すように遺言状を書いたのに、と言うとセルマもまた興味無い、と無下に言い放った。ちょうどそこにリンカーンの馴染みの医者が訪れ、今再生医療も日進月歩で進歩しているから考えを改めろ、と説得を始めた。だがリンカーンは俺の体で自由に動くのは左手の人差し指と首から上だけで、背骨に溜まる水の量も日増しに増え、今度大きい神経の発作が起きれば確実に植物状態になる、それは嫌だから俺の頼みを聞いてくれ、と医師に強く訴えた。リンカーンは馴染みの医師に、もし植物状態になれば生命維持装置は絶対につけない事、尊厳死を頼んでいたのだ。

ちょうどその頃、富豪のルービン夫妻がニューヨークの空港に降り立ち、迎えに来ているはずの車が来ていない事に憤慨しながらも空港前で客待ちをしていたタクシーに乗り込んだ。夫婦は旅の疲れから行き先を運転手に伝えるとすぐにそのまま眠りに落ちた。明け方夫人がタクシーの中で目を覚ますと、彼女はすぐにタクシーが告げたのとはまったく違う地区を走っている事に気付き、慌てて夫を起こした。パニックになった夫婦は客席と運転席の間を仕切る強化ガラス戸を叩き、すぐに車を止めるように要求したが運転手は無言で取り合わず、車を走らせ続けた。夫が走行中である事にも関わらず客席のドアを開けようと試みるとドアの取っ手には刃物が取り付けられ、開けられないようになっていた…。

ニューヨークのアパートでアメリア・ドナヒュー巡査(アンジェリーナ・ジョリー)が仕事のための身支度を整えていた。そこへシャワーを浴び終わった恋人が浴室から出てくると彼は彼女に結婚の意志を尋ねたが、アメリアはその話はもうしたが、結婚できない、と答えた。アメリアは、明日、パトロールから少年課に移る事になっていた。パトロールの最中同僚達と露店で買ったホットドッグを頬張っていると彼女に無線連絡が入り、貨物鉄道構内で少年が何かを発見したとの通報が入ったと連絡があった。アメリアはすぐさま現場に急行し、土砂に埋められ顔と骨が剥き出しになった指だけが垣間見える遺体を発見した。遺体のすぐ側の線路内には犯人が残したと思われる遺留品が置かれ砂の上には犯人のものと思われる足跡が残されていた。アメリアはすぐさま遺体を発見した少年に頼んで使い捨てカメラを買いに走らせ、遺留品の散乱を防ぐために貨物列車の走行を止めさせた。アメリアは全ての証拠物件を写真に収め、砂の上に残された足跡はサイズがすぐに判るように隣に一ドル札を並べて撮影した。

チーフ・マーフィーの指示で殺人課のセリット刑事とソロモン刑事が不可解な遺体遺棄事件の捜査に協力を求めにリンカーンのアパートにやってきた。リンカーンは富豪のルービン夫妻が誘拐され夫は殺害、骨が剥き出しになった夫の指には夫人の結婚指輪が嵌められていた事を聞いただけで、これは単なる身代金目的の誘拐事件でそのうち犯人から夫人の身代金を要求する電話が入ってくると、証拠品もみずに、気のないみたてを下した。だがリンカーンは、発作のあとで、アメリアが撮影した証拠写真の数々を見ていくうちにこれは単なる身代金目的の誘拐事件ではないと気付き、そして証拠写真の数々からアメリアのずば抜けたセンスの良さに気付いた。リンカーンはすぐさま、アメリアを捜査チームの一員にすることを要求した。リンカーンが退いた後のポジションについた石頭のチェイニーを説き伏せ、捜査に必要な機械と人員をリンカーンのアパートに配置させた。リンカーンは既にこれは同一犯により連続殺人事件の序章だと気付いていたのだ。そして、犯人が残していったてがかりから、どうやらルービン夫人は、その日の午後4時まではどこかで生きていそうだった。

翌日、少年課転属のための講習を受けているアメリアの元に殺人課のソロモン刑事が訪れ、昨日の遺体遺棄事件の捜査に協力を要請した。アメリアは今日からもう少年課所属だから、と断ろうとするがリンカーンは証拠写真の数々からアメリアの天賦の才を褒め称え、証拠物件から夫人の監禁場所を割り出した事を伝えると渋るアメリアに科学捜査官の制服を着せて現場に急行させた。アメリアも含めた警官隊が到着した直後蒸気が地下通路を満たした。ルービン夫人はガスその他を含めたパイプを通すための地下通路に監禁され、犯人の予告どおり、4時に蒸気を浴びて絶命した。

映画版キャスト

 

役名 俳優 日本語吹き替え
ビデオ・DVD版 テレビ朝日版
リンカーン・ライム デンゼル・ワシントン 大塚明夫 小山力也
アメリア・ドナヒュー アンジェリーナ・ジョリー 湯屋敦子 石塚理恵
セルマ(看護師) クィーン・ラティファ 重松朋 喜田あゆ美
チェイニー(部長) マイケル・ルーカー 田中正彦 池田勝
ポーリー・セリット エド・オニール 谷口節 宝亀克寿
ケニー・ソロモン マイク・マッグローン 鳥海勝美 内田直哉
リチャード・トンプソン リーランド・オーサー 大塚芳忠 大川透
エディー・オーティズ ルイス・ガスマン 辻親八 谷昌樹
バリー・リーマン医師 ジョン・ベンジャミン・ヒッキー 牛山茂 田原アルノ
アラン・ルービン ゲイリー・スワンソン 田原アルノ
警察教官 バーク・ローレンカ

※wikipedia参照

マーシャル・ロー

マーシャル・ロー [Blu-ray]

 

マーシャル・ロー』(原題:The Siege)は、1998年に製作・公開されたアメリカ映画。

邦題の「マーシャル・ロー (martial law)」 は「戒厳」の意味。また原題の”siege”は「包囲」を意味し、戒厳の前提状態の一つである「合囲状態」を意味するフランス語の「État de siège」に通じる。

ストーリー

時は湾岸戦争が終結してから数年が経過した現代。クリントン政権下のアメリカを震撼させる一大事件が発生した。サウジアラビアのアメリカ海兵隊駐留基地が爆弾テロに遭い、大勢の海兵隊員が死亡するという事態に対し、クリントン大統領は記者会見でアメリカ国民に対しこう宣言した。「我々は、国民を守ります」と。しかしその言葉は、大統領の知らないところで実行されていた。

爆弾テロの首謀者はシーク(教主)ことアフメッド・ビン・タラール(Sheik Ahmed Bin Talal)。そのシークが乗る自動車をアメリカ軍の偵察衛星が監視し、進路上にある村では現地人に成りすましたアメリカ陸軍の特殊部隊が待ち構えていた。そして彼らは自動車を襲い、護衛を殺してシークを拉致し、証拠隠滅のため自動車を爆破して去った。それから程なくして、某所の獄中にいたシークを見つめる一人の男。彼こそ独断でシークの拉致を計画した、陸軍のウィリアム・デヴロー将軍であった。

その少し後のアメリカ。その一角にアラブ系移民が住み、モスクやコーランが存在する町、ニューヨークでFBI特別捜査官アンソニー・ハバード、人呼んでハブと相棒のフランク・ハダッドはバスが何者かに乗っ取られ、乗客を人質に取って立て篭もったとの報を受け、現場へ急行した。先んじて現場へ到着した爆弾処理班の隊員がケーブル式の小型カメラで車内を覗くと、何と爆弾が起動し人質が悲鳴を上げる姿が。しかし爆発は起こらず、バスの車内、そして傷一つなくバスから降りてきた乗客達は全員青いペンキまみれになっただけだった。その知らせに驚くハブとフランクだが、自分達が到着するより早く姿を消した犯人が残したメッセージを入手する。それは「彼を解放しろ。我々の最初で最後のメッセージだ」という、一見意味不明なもので、ハブの同僚たちは「彼」が指しているのが「クリントン?」と冗談交じりの推測をしたり、青いペンキを派手に撒いただけの事件を捜査する必要があるのか疑問を口にするが、ハブは犯人がバスを乗っ取ってから捜査当局が現場へ到着するのにかかる時間を計算して姿を消したり、不吉な内容のメッセージを残す手口からこれがプロの犯行と見抜く。だがその直後、警察でもFBIでもない人物が乗客から話を聞いているとの報告が入る。

報告を受けたハブがやって来た、バスやペンキ爆弾が運ばれた証拠品の調査施設では、一人の女性が爆弾を調べていた。先に来ていた同僚は彼女を「CIA臭い」と説明。ハブが彼女に話しかけると彼女は「NSCのエリース・クラフト、FBIに捜査協力の電話を入れた」と言うが、電話の覚えがないハブは即座に嘘だと見抜き、意趣返しに「僕はコリン・パウエルだ」と名乗ると、同僚に彼女を尾行するよう命じる。その後、フランクの掴んだ情報をもとに不審な中東からの入国者を尾行するが、同僚のヘマのせいで気付かれ、その入国者は逃走の末突然現れた車に乗せられ消えた。そして、車の居場所を突き止めて乗り込んだハブたちが見たものは、エリースや何人もの男達に捕まっていた例の入国者だった。ハブはエリース達を逮捕する一方、入国者を取り調べるが、有力な情報は得られず、エリース達も何かを隠したまま釈放という運びとなった。

警告後最初のテロは、またも乗客満載のバスだった。ハブはフランクやエリースと共に現場に到着するが、エリースは犯人の狙いはマスコミが大勢集まった前で、人質ごと自爆する気だと言い、直ちに犯人を射殺するべきと訴えるが、彼女を信じきれないハブはそれを拒否し、現場到着まで時間がかかる交渉人を待たずに自分が交渉人となり、フランクを通訳にして人質となった乗客から子供を解放するよう言い、解放させる事に成功する。そして次に老人を解放させようとし、開いたドアから老人達が降りてきたその瞬間バスは人質もろとも爆発した。ハブは爆風で後ろに飛ばされ軽傷を負うが、目の前に転がる老人達の死体を見て何としても事件を解決すると誓い、直後の捜査会議では「事件解決まで家には帰るな。食事はジャンク・フードで我慢しろ。自分のあらゆる情報源を絞り上げたり、金を握らせてでも情報を集めろ。とにかく精力的な捜査を」と力説した。やがて、爆弾を調べた結果先のサウジアラビアの一件で使用された物と同一と判明。犯人自身もバスの乗客と共に爆死したが、他にも仲間がいる可能性が否定できない中、犯人が既に当局の危険人物リストに記載されていながら、学生ビザでアメリカへ入国していたことが判明する。これに対して、FBIは捜査を進めるがエリースは容疑者の1人として挙がったサミールが、弟がシークの一味になって映画館で自爆テロをした人間ながら、危険を冒して情報提供者であることを説明した。実はエリースとサミールは恋人同士で、サミールへの疑惑を解かずに監視を続けていたハブとフランクは2人が抱き合う姿を、赤外線カメラ越しに見ながら「ポルノより過激だ」と呟くのだった。

捜査を進めるハブ達だが、彼のオフィスに陸軍のデヴロー将軍が来る。捜査状況を自分も大統領も気にしていると言う彼に対してハブは犯人の狙いがシークではないかと問うが、デヴローは「それはありえない。私のところに届いた報告によると、彼は中東で何者かに暗殺された」と答える。さらにハブはエリースの考える危険性についても問うが「あの女はマヌケだ。シークとシマウマの区別もつかない」と酷評する。そして去り際にエリースと遭遇するが、「やあエリース、会えてうれしいよ」と愛想笑いを浮かべて去っていった。やがて犯行グループが潜んでいると思しきアパートが見つかり、ハブはエリースと一緒に中へ入るが礼状を判事が発行するのを待つと言うハブに対し、中東のテロリストはそれを待つようなマヌケじゃないから一刻も早く踏み込んで射殺すべしと言うが、管理人室の前で待っていたフランクは既に礼状を手にしていた。さっそく捜査に取り掛かるハブは管理人から問題の犯人グループは3人のアラブ人で一部屋を共有しており、食事は毎食デリバリーのピザだという事を聞き出し、一計を案じる。ピザの宅配人を装ったハブの同僚がピザの箱を届けると、用心深い犯人の1人はピザの箱を床に置き、代金を受け取ったらさっさと帰るよう言う。言われた通りにした同僚は「ニューヨークの犯罪は、5%減ったんだぜ」と悪態をつきながら去るが、その後ろには小型の攻城鎚を手にしたハブと、屋内突入準備を終えた完全武装の同僚達がいた。ピザの到着に喜ぶ犯人たちが食べようと箱を開けた途端、中に入っていた非殺傷の閃光爆弾が爆発し、これに合わせてハブは攻城鎚でドアを破る。犯人たちは閃光で目をやられながらも銃で応戦するが、最後には全員射殺され、室内にあった大量の爆発物も確保に成功する。

勝利に喜ぶ一同はエリースを伴って行きつけの店へと行き、フランクはエリースにCIA絡みの質問をするが、逆にエリースは中東の人々に対して「最悪の環境で生きる、素晴らしい人々」と称える発言をしてごまかした。やがてハブはエリースとダンスを踊るのだが、突如起きた振動に踊るのを止める。振動の正体はニューヨークのセレブで返っていたブロードウェイの劇場が爆破されたもので、駆けつけたハブ達の目の前では、片腕を失ったドレス姿の女性が倒れた。この事態に対し、ハブはアラブ系移民の団体の代表も出席する、ニューヨークの各団体の代表者会議に出席し、アラブ系移民の団体の代表はこれからも捜査協力をすると明言するが、その最中に急報が届く。アラブ系のテロリストが単身で拳銃と爆弾を手に小学校へ侵入し、教室に立てこもったのだ。現場に着いたハブとエリースはたまたまその場に居合わせ拳銃を所持していた生徒の母親が撃たれて死に、犯人は爆弾を体に巻きつけ、起爆スイッチを手にしていると聞く。その時、報道ヘリの爆音が現場に響いた。先のバスの事態が繰り返されると直感したハブは拳銃を手に単身教室へ突入し、犯人を射殺した。

何人もの死者を出した一連のテロにより、ニューヨークを含むアメリカ全土は混乱の中へと進んでいた。小学校の件では全土の小学生の登校率が、保護者層の不安からガタ落ちし、ハブとフランクが街中を歩いていると突如近くのバスから爆音が鳴るが、ただのエンジントラブルにもかかわらず、誰もが皆爆弾テロに遭遇したような表情を浮かべていた。この様な中、大統領補佐官はデヴロー将軍を怪しみ、質問をぶつけるが、「大統領補佐官が、私と大統領との間に割り込むのか?シークに関しては大統領は何も知らない」と返したことで、補佐官はデヴローの独断専行に気付く。その後、大統領が出席予定の会議の席ではまだ大統領が到着する前からハブやデヴロー達出席者の間で議論が交わされていたが、出席者の一人が「この際戒厳令を発令し、軍をニューヨークに派遣してはどうか?」と発言するや、ハブは「そんなことをすればテロリストは警戒して地下にもぐり、発見できなくなります」と反論。デヴローも「完全武装の歩兵がコンビニの前に立てば迫力はあるが、テロの捜査は捜査機関に任せるべきで、戒厳令には反対です」と言う。そんな中、今回の事態に備えて会議にある人物が呼ばれたとの説明が始まる。かつて湾岸戦争時に中東の現地でフセインの失脚工作に関わり、中東のテロリスト事情にも詳しい「CIAのシャロン・ブリッジャー」として出てきたのはエリースその人だった。ハブが予感した通り、彼女の名前も肩書きも偽物だったのだ。シャロンは言う。

「近年のテロリストは一つの大きな組織ではなく、いくつもの細胞から構成されており、それぞれが独断で動いています。ある細胞がニューヨークでバスを乗っ取り、自爆テロを実施しました。それを見た別の細胞が、今度はまた別の事件を起こすのです。もはやシークの様な大物の手で全てがコントロールされているのではありません」

その言葉を裏付けるかのごとく、別のグループの一員はあろうことかFBIのオフィスも入っている連邦政府ビルに向かって、爆弾を満載したバンで突入し、ビルを崩すほどの大爆発で600名以上の犠牲者を生みだした。会議に出席していたハブやテロの直前にビルを出ていたフランクなど何人かは難を逃れたが、同僚にも犠牲者が出てショックを受けるハブは、新たな捜査拠点にした自宅でシャロンが渡した新しい資料にも八つ当たりする始末。そのような中、ついに大統領はニューヨークに戒厳令を発令し、デヴロー将軍が率いる大部隊を派遣する。デヴローの指揮の元、ニューヨーク市内を銃を構えた兵隊が列をなして闊歩しM1戦車が通りを走る、非日常的な光景。そしてデヴローは背広でも制服でもなく野戦服姿でマスコミに対し、「我々はテロリストを発見すべく全力を尽くす。テロリストは目立たぬよう自分達と同じアラブ系移民に紛れているはず。それが考えられるのはエスニックな空気が漂うブルックリンだ」と宣言し、現地では多くのアラブ系移民の若者が兵士達の手で片っ端から連行されていった。

デヴローの行動が自分達の捜査の邪魔になると感じるハブはシャロンと共にデヴローの元に乗り込み、「戒厳令は反対だと言っていたはずでは?残念です」と訴えるが、「私の大統領への忠誠心を疑うのか?」と返され、ハブはデヴローが二枚舌の持ち主なのを実感する。シャロンもデヴローの尊大さを見て「なんて奴、自分の声にうっとり」と悪態をつく。このままだと本物のテロリストが逃亡する恐れがあると思い立った2人はなぜかフランクと連絡が取れない中サミールに揺さぶりをかけ、タリク・フセイニという自動車修理工場の工員が危険人物と聞き出す。そしてハブは同僚と共にフセイニの自動車工場へ乗り込み彼やその仲間を逮捕しようとするが、いざその瞬間デヴロー率いる部隊が現れ、降伏して出てこなければ攻撃すると通告する。これに同僚の1人が気を取られた隙にフセイニの仲間は爆弾で自爆。同僚が犠牲になるがこれを攻撃と捉えたデヴローは部下に発砲命令を出し、ヘリからはロケット弾が発射された。ハブはフセイニを連れて身を屈めて走り、「私はFBIの捜査官だ!」と叫んで銃撃を止めさせるが、フセイニの身柄を奪われる。

軍の司令部が置かれたスタジアムでハブはフランクを見つける。フランクの息子は自宅にいたが、踏み込んできた兵士によって連行され、フランクの妻がFBI捜査官の身内と説明しても無視されたのだ。ハブはフランクに解放を掛け合うと言うがフランクは「移民してから何年もまじめにやって来たのに、このザマだ」と吐き捨てると捜査官バッジを投げ捨てて去っていった。スタジアムの中でハブは陸軍情報部のチャドウッィク大佐にフランクの息子を解放するよう訴えるが、彼は黒人のハブに対し「君が解放しろと言うのはアラブ系だが、君はエチオピア系かね?」と返し、解放する気は無い。そしてハブはデヴローに先の工場の件はチャドウッィクに自分を監視させていたものだと抗議をするがデヴローの頭にあるのはフセイニからどうやって情報を聞き出すかのみ。全裸で室内の椅子に座らされたフセイニはシャロンに唾を吐いて反抗的な態度を示すが、ハブの前でデヴローとシャロンはどんな拷問が良いのか話し始める。それに憤りを覚えたハブは「これがまともな人間のすることか。テロリストと同じ真似をすれば、もう彼らの勝ちだ」と言うがデヴローの意志は変わらず、ハブを退室させて拷問を始める。途中で出てきたシャロンは悲鳴を上げるだけのフセイニの様子から「何も知らないのよ」と言うが、直後にデヴローがフセイニを撃ち殺す銃声が響いた。

大統領補佐官と密会したハブはシークがデヴローの独断で拉致されたと聞き、さらに政府内部ではシークの解放が必要だという意見も出ていると聞くが、既にテロを起こしたシークを解放すべきではないと反論する。そしてハブはシャロンがまだ何かを隠していると思い、全てを話すよう訴える。シャロンはかつて湾岸戦争時フセインに対抗するため、シーク率いるイラク人抵抗グループを組織し、組織の若者達に盗聴や脅迫など自分の持つ技術を教え、サミールともその時からの仲であったが、やがてアメリカが方針を転換したことで組織に対する支援も打ち切られ、裏切ったわけではなかったものの結果として組織の人間は大勢が殺された。これに対してシャロンは少しでも多くの人を救おうと学生ビザの制度を利用し、サミールを含む何人もの人間がアメリカへ行けるようにしたのだった。しかしこれが全てではないとハブは既に気づいており、シャロンが初対面時に爆弾を調べていたことから、シャロンが爆弾についても教えていたと問いかけ、彼女はそれを認めた。そしてハブは言う。「彼らは君に教えられたことを、忠実に遂行している」

テロに対してアメリカ国民はアラブ系移民への差別意識を高め、一部ではアラブ系の商店主が暴漢に襲われて負傷する事件も起こっていたが、デヴローによる無差別なアラブ系の若者の強制連行がマスコミによって報道される中、次第に人々の意識は変わりつつあった。アラブ系の市民団体だけでなく、白人や黒人、アジア系の団体さえもがデヴローの蛮行に対し、デモを起こし始めていた。それはアメリカに生きる人々が人種や宗教の壁を越えて、一つになりつつあるのを意味していた。

一連のテロに終止符を打つと決意したハブは真っ先にフランクの自宅へ行き、自分の意志を伝えると彼が捨てた捜査官バッジを渡した。2人はシャロンを連れてサミールの元へ行き、サミールだけが接触している人物に、シャロンを直接会わせてもらうよう交渉して欲しいと持ちかけた。これまでシャロンはサミールの情報収集に同行しなかったが、それは少しでも尾行が疑われれば、サミールが容赦なく殺されるからであった。しかし時間的余裕がない今、シャロンは最悪自分も殺される覚悟で、サミールに同行するのを決意した。サミールは不安な表情を浮かべるが、彼らの考えを聞き入れた。

2人の安全のためにチャドウッィクの監視や追跡を無力化すべく、ハブとフランクは囮を使って追跡を撒くと、2人がまだいたサミールの部屋に突入する準備を進めていたチャドウィックとその部下達の元へと強行突入し、全員を逮捕した。フランクはFBIには無いがCIAにはあると思っていたマイクロウェーブ監視機の実物を見つけ、サミールの部屋を覗くが、2人は一足先に出た後だった。同僚達にチャドウィックらの連行を任せたハブとフランクはデモ隊であふれる街中を疾走する。

一方シャロンはサミールに連れられ、交渉先の沐浴場に着いた。沐浴場は無人だが、サミールはいずれ現れるとシャロンに告げる。だが、サミールは沐浴場のお湯で手を洗い出す。その様子に違和感を覚えたシャロンは真実に気付く。サミールの交渉相手は最初から存在せず、彼こそが最後の細胞その人だった。だが、拳銃を手にしたサミールを前に迂闊には動けないシャロンの前で、サミールは湯の中から爆弾を取り出す。これから爆弾テロをしようとしていると悟るシャロンはデモ隊の声を聴き、サミールに向けて「あの声が聞こえないの?あなた達を支持しているデモなのよ」と言うが、サミールは「彼等にも、生贄になってもらう」と決意を変えない。

そこに到着したハブとフランクは瞬時に事態を悟り拳銃をサミールに向けるが、サミールはシャロンに銃口を突きつけて射線上に身を置かせ、盾にする。ハブはサミールを射殺してでもテロを阻止しようとするが、隙を見いだせない。だが、シャロンがとっさにサミールを突き飛ばす。サミールは即座にシャロンを撃つが、ハブとフランクがサミールを撃ち、サミールは爆弾と共に湯の中へ転落して死んだ。重傷を負ったシャロンにハブとフランクは駆け寄るが傷は深く、ハブはシャロンに乞われるがまま、コーランの1節を唱え、シャロンは安らかな表情を浮かべて息を引き取った。

最期の細胞の死をもってテロが終わったと確信したハブはフランクたちを連れて、デヴローの元へと乗り込み、判事が発行した2枚の礼状を見せる。片方はデヴローがこれまで連行したアラブ系の若者達を解放せよとのもの、そしてもう片方はフセイニ殺害の罪に対するデヴローの逮捕状であった。だがこれに対しデヴローは素直に従わず、自分を逮捕しようとするハブ達に対して、攻撃態勢に入るよう部下達に命じる。一触触発の事態の中、ハブは人々の自由や権利が、自分達やその祖先が戦ったことによって得られ、今の人々が不当な暴力や拷問を受けない権利を得られたのだと説く。そして、デヴローが発砲命令を出せば、命令を出したデヴローはともかく若い兵士達は消えない傷を負うと訴えるにおよび、デヴローは銃口を下ろすよう命令した。

マスコミが見守る中でデヴローが連行される中、連行された若者達は全て解放され、フランクは自由になった息子と抱擁を交わした。そして、その背後では兵士達を乗せたトラックの車列が遠くへと去っていった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
アンソニー・ハバード デンゼル・ワシントン 小山力也
エリース・クラフト/シャロン・ブリッジャー アネット・ベニング 塩田朋子
ウィリアム・デヴロー将軍 ブルース・ウィリス 磯部勉
フランク・ハダッド トニー・シャルーブ 田原アルノ
サミール・ナジデ サミ・ブアジラ 諸角憲一

※wikipedia参照

ラストゲーム

ラストゲーム [DVD]

 

ラストゲーム』(原題: He Got Game)は、監督、製作、脚本スパイク・リー、主演にデンゼル・ワシントンを迎えた1998年製作・公開のバスケットボールを題材としたアメリカ合衆国の映画。共同製作はジョン・キリク。共演者はバスケットボール選手のレイ・アレン、ミラ・ジョヴォヴィッチら。

あらすじ

リンカーン高校に通うジーザス・シャトルズワース(レイ・アレン)はここ最近イライラとする毎日を送っていた。彼は全米で一番のバスケットボール有望選手として将来を嘱望されていたのだが、学校の廊下を歩いても道を歩いても、誰もかれもが「大学は決めたのか」「NBAに入るのか」と訊いてくるからだった。ジーザス自身は一人でじっくりと考えたいと思っているのに、妹のメアリー(ゼルダ・ハリス)と2人で暮らすアパートにまで大学やNBAから勧誘の電話がかかってくる。彼自身だけではなく妹もその勧誘電話に辟易していた。

そんな折、6年前に母を殺した罪で服役中の父ジェイク・シャトルズワース(デンゼル・ワシントン)が突如戻ってきた。妹のメアリーには「知らない人間を家に入れるなと言っただろう」と怒鳴りつけ父を追い返し、少し前まで一緒に暮らしていた伯母夫婦(母の姉夫婦)を訪ね、従兄のコールマン・’ブッカー’・サイクス(ヒル・ハーパー)にメアリーを預けて伯母夫婦に「親父の奴がいきなり戻ってきた。何か聞いていないのか」と訊ねるが当然2人は何も知らず、義理の伯父(母の姉の夫)は「『ショーシャンクの空に』や『逃亡者』のように脱獄してきたのさ」と断じた。実はジェイクはアッティカ刑務所の所長から裏取引を持ち掛けられていたのだ。パーネル州知事はビッグ・ステート大学の卒業生で、今も母校のOBとして活躍しているのだが、ジーザスがビッグ・ステート大の奨学生になればジェイクの15年の刑期を大幅に短縮する、という内容だった。

ジーザスの恋人ララ・ボニーラ(ロザリオ・ドーソン)は違法だと知っていながら家族ぐるみで付き合いのあるスポーツエージェントに会うように勧め、高校を休んでテキサス大学の見学に訪れれば巨乳の女子学生2人がジーザスをベッドに誘い、義理の伯父は「今まで育ててやった恩を金で返せ」と金の無心…。大学かNBAを決める前に精神が参りそうな状況の中、少しずつジーザスは父と母と一緒に暮らした日々を思い出していった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ジェイク・シャトルズワース デンゼル・ワシントン 大塚明夫
ジーザス・シャトルズワース レイ・アレン 大黒和広
ダコタ・バーンズ ミラ・ジョヴォヴィッチ 松本梨香
ララ・ボニラ ロザリオ・ドーソン 茂呂田かおる
コールマン・”ブーガー”・サイクス ヒル・ハーパー 山岸功
ワーデン・ワイアット ネッド・ビーティ 藤本譲
スパイヴィー ジム・ブラウン 斎藤志郎
ビリー・サンデー ジョン・タトゥーロ 金子由之
メアリー・シャトルズワース ゼルダ・ハリス 坂本真綾
マーサ・シャトルズワース ロネット・マッキー 叶木翔子
クラドップ ジョセフ・ライル・テイラー 森田順平
ババ ビル・ナン 辻つとむ
サリー ミシェル・シェイ 鈴木紀子
スイートネス トーマス・ジェファーソン・バード 檀臣幸
ビッグタイム・ウィリー ロジャー・グーンヴァー・スミス 松本大
シンコッタ アーサー・J・ナスカレラ 伊藤和晃
シップ トラヴィス・ベスト 加瀬康之
マンス ウォルター・マッカーティー 遠藤純一
ロニー ジョン・ウォレス 平川大輔
チック・ディーガン リック・フォックス 坪井智浩
ドン・パグノッティー アル・パラゴニア 青山穣
ディアンドレ・マッケイ レナード・ロバーツ 清水敏孝
ジーザス(12歳時) ジェイド・ヨーカー 田野恵
ブーガー(12歳時) ショーティー・レッド 村井かずさ
看守 ソウル・ステイン 稲葉実

※wikipedia参照

悪魔を憐れむ歌

悪魔を憐れむ歌 [Blu-ray]

 

悪魔を憐れむ歌』(あくまをあわれむうた、原題:Fallen)は、1998年のアメリカ映画。

ストーリー

連続殺人犯のリース(イライアス・コティーズ)がフィラデルフィア警察のジョン・ホブズ刑事(デンゼル・ワシントン)によって逮捕され、裁判で死刑の判決を受け、処刑される事になる。

死刑執行の日、ホブズや上司のスタントン警部補などの立会いのもと、処刑が行われた。リースは処刑間際に謎の呪文を唱え、ローリング・ストーンズのTime is on My Sideを陽気に歌い始める。歌い終わった後「早く殺せ」などと死刑執行人等を挑発しながら、息を引き取る。

その後、リースの歌った歌の歌詞の言葉を裏付けるかのように、リースの時と全く同じ手口の連続殺人が発生し、さらにはホブズにその容疑がかけられてしまう。自分の無実を証明するため、調査を行ったホブズは信じ難いことに、その一連の事件の背後にこの世の者ではない「悪魔」の存在があることを知る。

敵は次々といろいろな人間に乗り移りながら、確実にホブズに迫ってきていた……。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え
ビデオ・DVD フジテレビ
ジョン・ホブズ刑事 デンゼル・ワシントン 大塚芳忠 小山力也
ジョーンジー刑事 ジョン・グッドマン 茶風林 島香裕
スタントン警部補 ドナルド・サザーランド 池田勝 堀勝之祐
グレタ・ミラノ エンベス・デイヴィッツ 山像かおり 高島雅羅
ルー刑事 ジェームズ・ガンドルフィーニ 宝亀克寿 青野武
エドガー・リース イライアス・コティーズ 青山穣 谷口節
アート・ホブズ ガブリエル・カソーズ 荒川太朗 菅原淳一
サム・ホブズ マイケル・J・ペイガン 亀井芳子
チャールズ・オーラム ロバート・ジョイ 梅津秀行 島田敏
マイク レノ・ウィルソン 樫井笙人
ラウダーズ教授 クリスティン・オーバート 田原アルノ
チャールズを殺した人 フランク・メドラノ 秋元羊介
ローレンス ジェフ・ターナー 大川透 坂口賢一
ジェイ・レイノルズ グレアム・ベケット[1] 小島敏彦

※wikipedia参照

天使の贈り物

天使の贈りもの [DVD]

 

天使の贈りもの』(てんしのおくりもの、The Preacher’s Wife)は、1996年のアメリカ映画。ペニー・マーシャル監督、デンゼル・ワシントン、ホイットニー・ヒューストン主演による。1947年の映画『きまぐれ天使』(The Bishop’s Wife)のリメイクである。

映画の中でジョージア大合唱団が描かれている。この映画のサウンドトラック(ホイットニー・ヒューストンが制作した)は、ゴスペルや、モニカやシャーリー・シーザーなどによるパフォーマンスを収録している。

キャスト

 

役名 俳優 日本語吹替
ダドリー デンゼル・ワシントン 山路和弘
 ジュリア・ビッグス ホイットニー・ヒューストン 杉村理加
 ヘンリー・ビッグス コートニー・B・ヴァンス 土師孝也
 ジョー・ハミルトン グレゴリー・ハインズ 稲葉実
 マーガレット・コールマン ジェニファー・ルイス 久保田民絵
 ベヴァリー ロレッタ・デヴァイン さとうあい
 ジェレマイア・ビッグス ジャスティン・ピエール・エドムンド 田島大資
 ブリストル ライオネル・リッチー 金尾哲夫
 ソウル ポール・ベイツ
 Osbert レックス・モンソン
 ハキム ダーヴェル・デイヴィス・ジュニア
 ビリー ウィリアム・ジェイムス・スティガーズ・ジュニア
 アンナ マルチェラ・モーリー
 Mrs. Havergal シシー・ヒューストン
 Teen アーロン・A・マコノヒー

※wikipedia参照

戦火の勇気

戦火の勇気 [Blu-ray]

 

戦火の勇気』(せんかのゆうき、Courage Under Fire)は、1996年に製作・公開されたアメリカ映画。出演はデンゼル・ワシントン、メグ・ライアン、ルー・ダイアモンド・フィリップス、マット・デイモンなど。

ストーリー

湾岸戦争中の砂漠の嵐作戦の最中、戦車部隊隊長のナサニエル・サーリング中佐(デンゼル・ワシントン/作中では、愛称の『ナット』のみが使われている)はクウェート領内で敵の戦車と誤認して部下であり親友のボイヤー大尉の戦車に向かって射撃命令を下し、同士討ちを犯してしまった。

湾岸戦争終結後、軍は秘密裏にバスラでの友軍の誤射事件の調査を進めているのが判り、サーリング中佐は不安な思いで委員会の調査結果を待った。そしてサーリング中佐はペンタゴンに戻り、軍のセレモニーや名誉勲章などを扱う部署での事務職を命じられるが、贖罪の機会も与えられないままその仕事をするのはサーリング中佐にとって苦痛以外の何物でもなく、以前にも増してアルコールに溺れるようになっていた。サーリング中佐の上司であり心の師でもあるハーシュバーグ将軍(マイケル・モリアーティ)は事件を軽視し深刻に捉えるなと言い、これからも支援すると約束した。だが『ワシントン・ポスト』紙の記者トニー・ガートナー(スコット・グレン)は何かを嗅ぎ付け、サーリング中佐に取材攻勢をかけてきた。名誉勲章などを扱う部署で勤務するサーリング中佐に命じられた次の仕事は、史上初の女性名誉勲章受章者になるかもしれないカレン・ウォールデン大尉(メグ・ライアン)の調査だった。彼女は医療ヘリに乗り、勇敢に戦って負傷兵を救助した軍人として候補に挙がっているのだ。史上初の女性名誉勲章受章者と言う事で軍にとって最良の宣伝材料になると考えていたペンタゴンは彼女に授与する事に大乗り気だったが、調査を始めてすぐにサーリング中佐は不可解な点に気付かざるを得なかった。

まず、ウォールデン大尉が救助に向かった補給部隊の下士官兵達の証言。ウォールデン大尉のヘリは、予備の燃料ポッドを投下してイラク軍の戦車を爆破した後、機関銃で撃たれ岩場の向こうに墜落したと証言した。翌朝別の、ウォールデン大尉の上司が指揮を執る輸送ヘリと攻撃ヘリが到着した時、岩場の向こうでウォールデン大尉の部隊は小銃のM16を敵部隊に向けて撃っていたと証言した。だがその後、ウォールデン大尉の部隊で生き残った下士官兵達にM16について質問すると、弾は無くなっていた、誰も撃っていないと証言がまちまちだった。

更に、生き残った部下4人のうち2人はウォールデン大尉は勇敢だったと証言したのだが、1人は全身を癌に冒され意識が朦朧とし証言を取れる状態ではなかった。 一方、除隊後はプロボクサーを志望するモンフリーズ軍曹(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、ウォールデン大尉は常に臆病だったと証言した。

ガートナー記者のしつこい取材攻勢をかわし、調査を進めるサーリング中佐に軍上層部からの圧力がかけられ、そして唯一ウォールデン大尉を臆病者だったと証言したモンフリーズ軍曹までもがサーリングの目の前で自ら命を絶ってしまった。残る有力な証言者はウォールデン大尉と同じ衛生兵のイラリオ(マット・デイモン)だけだったが、彼もまた所属部隊から無断で離れ、そして憲兵は彼のロッカーから少量のヘロインを発見し、軍隊に戻らないまま彼は不名誉除隊処分にされており、行方不明であった。ホテルの部屋でイラリオの証言を録音したテープを聞いていたサーリングは証言の中で、イラリオの両親が所有している別荘の湖は美しい、と話している事に気が付き、一か八かの賭けでそこにいくと、湖の傍で一人佇むイラリオを見つけた。自分がヘロイン使用の容疑で不名誉除隊にされ、そしてかつての仲間だったモンフリーズも死んだ事をサーリング中佐から聞かされたイラリオは、ついに重い口を開きウォールデン大尉の死の真相について語り始めた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹き替え
ビデオ・DVD テレビ朝日 フジテレビ
ナサニエル(ナット)・サーリング中佐 デンゼル・ワシントン 山路和弘 小山力也 磯部勉
カレン・ウォールデン大尉 メグ・ライアン 勝生真沙子 深見梨加 佐々木優子
モンフリーズ軍曹 ルー・ダイアモンド・フィリップス 藤原啓治 牛山茂 江原正士
ハーシュバーグ将軍 マイケル・モリアーティ 池田勝 堀勝之祐
イラリオ マット・デイモン 平田広明 宮本充 鳥海勝美
スティーブン・アルタマイヤー セス・ギリアム 石川禅 田中正彦
ドナルド・パテラ ショーン・アスティン 関智一
トニー・ガートナー スコット・グレン 麦人 村田則男
メレディス・サーリング レジーナ・テイラー 塩田朋子
ダグ・ブルーノ広報官 ブロンソン・ピンチョット 中原茂
レイディー ティム・ギニー 小形満 咲野俊介
バナセック ジェリコ・イヴァネク 後藤哲夫
ジョエル・ウォールデン ケン・ジェンキンス 北村弘一 千田光男
ジェラルディン・ウォールデン キャスリーン・ウィドーズ 野沢由香里
チェリ中尉 ネッド・ヴォーン 宇垣秀成 仲野裕
ジェンキンス マニー・ペレス 星野充昭
トンプソン ショーン・パトリック・トーマス 大川透
カメオ出演
本人役 ジョージ・ブッシュ(アーカイブ映像) 北村弘一 小島敏彦

※wikipedia参照

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