マン・オブ・スティール

マン・オブ・スティール 3D & 2D ブルーレイセット (初回数量限定生産) [Blu-ray]

 

マン・オブ・スティール』(Man of Steel)は、ザック・スナイダー監督、クリストファー・ノーラン製作・原案、デヴィッド・S・ゴイヤー原案・脚本によるスーパーヒーロー映画(英語版)である。DCコミックのキャラクタースーパーマンを描いた映画作品であり、1978年からの『スーパーマン』シリーズからリブートされている[9]。スーパーマン役はヘンリー・カヴィル、ロイス・レイン役はエイミー・アダムス、ゾッド将軍役はマイケル・シャノン、ジョナサンとマーサ・ケント夫妻役はケビン・コスナーとダイアン・レイン、ペリー・ホワイト役はローレンス・フィッシュバーン、ジョー=エル役はラッセル・クロウが務めた。本作によりDCコミックのキャラクターたちのシェアード・ワールドが構築される[10]

企画は2008年にワーナー・ブラザーズがコミックライター、映画脚本家、監督から意見を求め、リブートする方針となった。『ダークナイト ライジング』の構想中にゴイヤーがノーランにアイデアを持ちかけて企画が進み、2010年10月にスナイダーが監督に就任した。主要撮影は2011年8月にイリノイ州ウェストシカゴで開始され、他にプラノやブリティッシュコロンビア州バンクーバーでも行われた。

2013年6月10日にニューヨークでプレミア上映が行われた[11]。一般公開は6月14日より開始され、変換3D[12]及びIMAX方式でも上映された[13]

ストーリー

地球から遠く離れた惑星・クリプトン。人々は機械によってあらかじめ目的を刷り込まれた状態で生み出されるこの惑星にて数百年ぶりに自然出産による男の子が産まれた。クリプトンの住民は高い文明を持つ社会であったが、星は長年に渡る採掘行為のために、内部崩壊の危機にあった。科学者のジョー=エル(ラッセル・クロウ)はエネルギー採取のための掘削の中止を訴えてきたが、元老院は耳を貸さず、遂には星の爆発が目前に迫ってしまう。ジョーはもはやクリプトン星と民が助かる道はないと悟り、新しい星の開拓を提言したが、軍事担当でジョーの友でもあったゾッド将軍(マイケル・シャノン)がクーデターを起こす。ゾッドはジョーに協力を求めるが、ジョーは拒否し、その場を逃亡。途中でコデックスという謎の物体を盗み出し、妻のララ(アイェレット・ゾラー)と産まれたばかりの息子のもとへ辿り着いた。そしてコデックスを息子と一体化させ、地球へ送ることを決意する。ララは涙ながらに別れを告げ、ジョーは希望と夢を息子に託す。そこに現れたゾッドに、ジョーは息子を守るため自らを犠牲にして立ち向かい、命を落とす。息子の転送が完了し、夫の遺体にすがるララはゾッドに、あの子の名前はカル=エルだと告げる。結局、ゾッドらのクーデターは失敗。元老院は彼らを惑星追放の刑に処し、宇宙の墓場である『ファントム・ゾーン』へ送る。それから間もなくしてクリプトンはジョーの提言通り崩壊を起こし、ララや元老院の人間を含む星の住人は死に絶える。

地球に流れ着いたカル=エルはカンザスでジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)とマーサ・ケント(ダイアン・レイン)夫妻により養子のクラーク・ケントとして育てられる。時は流れ、青年のクラーク(ヘンリー・カヴィル)は、世界中を旅をしていた。幼い頃より自身が特殊な能力を持っていて、ケント夫妻とは血が繋がっていないことも理解していた彼は何処に行っても疎まれ、居場所がなく孤独だったが、既に他界した父ジョナサンから自分は何者で何の目的で地球へやってきたのかを知るべきと話されており、手掛かりを探していたのだった。そんな時、南極でクラークが地球に訪れる遥か昔に地球に漂着したクリプトン星の探査船が発見される。彼は調査隊の一員になり済まして現場に向かい、探査船に乗り込んだ際にガードロボットによって負傷させられたジャーナリストのロイス・レイン(エイミー・アダムス)を助けると探査船へ乗り込み、そこで起動したコンピューターで実の父であるジョーの意識プログラムとの邂逅を果たす。自分の正体を知り、自分の力を地球の人々のために使うと決め、旅を終えて母マーサの元へと戻るクラークであったが直後に地球の衛星軌道に謎の宇宙船が飛来し、地球全土へ向け、発信が行われる。「地球人に紛れた我々の裏切り者を差し出せ」と。その正体はクリプトンより追放されていたゾット将軍とその一味であった。クリプトン崩壊のショックで「ファントム・ゾーン」より脱出に成功したものの、帰る星を失ったゾットらはかつてクリプトンの人間が入植のために調査していた惑星群を放浪しながら装備を整え、クリプトン人の再興を行うためにコデックスを所持しているクラークを追っていたのであった。

地球を第二のクリプトン星にするべく、人類を滅亡に追いやろうとするゾッドにより世界に危機が訪れた時、クラークは地球と地球人を守るヒーロー、スーパーマンとして立ち上がる[14]

キャスト

2013年のタオルミーナ・フィルム・フェスト(英語版)に出席したキャスト。

クラーク・ケント / カル=エル / スーパーマン
演 – ヘンリー・カヴィル、日本語吹替 – 星野貴紀
幼少の頃、両親の手によって死にゆく惑星クリプトンから地球へ送られた宇宙人。成長する前は、田舎カンザスの農家で育てられる。幼少の頃は、自らの持つ特殊な力やそれによる周囲からの扱いに戸惑っていたが、養父であるジョナサンの教えによって自らの運命を受け入れていく。
スーパーマンにキャスティングされたカヴィル[15]は、史上初めて同役を演じる非アメリカ人である[16]。カヴィルは2006年の映画『スーパーマン リターンズ』の際も候補に挙がっていたが、ブランドン・ラウスに敗れた[17]。13歳のクラーク・ケント役にはディラン・スプレイベリー、9歳にはクーパー・ティンバーラインがキャスティングされた[18][19]
ロイス・レイン
演 – エイミー・アダムス、日本語吹替 – 中村千絵
デイリー・プラネット新聞の記者[20][21]。勝気な性格で、取材のためならどんな危険な場所にも赴く勇敢さを持つ。取材の最中、クラークが宇宙人であることを知る。
アダムスはオリヴィア・ワイルドやミラ・キュニスらを含む候補の中から選ばれた[22]
ゾッド将軍
演 – マイケル・シャノン、日本語吹替 – 広瀬彰勇
クリプトン星の元軍最高司令官。滅びる直前に元老院に対しクーデターを起こすが、ファントム・ゾーンに追放される。その後、クリプトンを再興させるため、スーパーマンの前に現れる。
シャノンの他にヴィゴ・モーテンセンが候補に挙がっていた[23]
ジョナサン・ケント
演 – ケビン・コスナー、日本語吹替 – 津嘉山正種
クラークの養父。カンザスで農場を経営しながら、自動車整備工として働いている。自らの運命に戸惑うクラークに様々な言葉を遺すが、1997年に竜巻に巻き込まれて死亡する。
ザック・スナイダーはコスナーについて、「ケビンは史上最も偉大なスーパーヒーローを育てたこの田舎のアメリカ人男性の静かな強さを伝えることができる」と述べた[24]
マーサ・ケント
演 – ダイアン・レイン、日本語吹替 – 塩田朋子
クラークの養母。宇宙人である彼に対して実の息子のように愛情を注ぐ。夫亡き後は、一人で農場を切り盛りしている。
ペリー・ホワイト
演 – ローレンス・フィッシュバーン、日本語吹替 – 石塚運昇
デイリー・プラネットの編集長でロイス・レインの上司。
原作では白人だった同キャラクターはアフリカ系アメリカ人となる[25]
ファオラ=ウル
演 – アンチュ・トラウェ、日本語吹替 – 田中敦子
ゾッド将軍の副官。冷酷な女戦士で、スーパーマンを圧倒する格闘能力を持つ。
スワンウィック将軍
演 – ハリー・J・レニックス[26][27]、日本語吹替 – 石住昭彦
アメリカ軍の将軍。今回の一連の事件の最高司令官。
ネイサン・ハーディー大佐
演 – クリストファー・メローニ[26][28]、日本語吹替 – てらそままさき
アメリカ軍の大佐。当初はスーパーマンも人類の敵だと認識していたが、彼に助けられたことでその考えを改める。
エミール・ハミルトン博士
演 – リチャード・シフ[29][30][31]、日本語吹替 – 中博史
アメリカ軍に協力する科学者。
ジャクス=オー
演 – マッケンジー・グレイ、日本語吹替 – 多田野曜平
ゾッド将軍の部下の科学者。
スティーヴ・ロンバード
演 – マイケル・ケリー、日本語吹替 – 松山鷹志
デイリー・プラネット新聞の記者。ロイスに気がある。
ララ・ロー=ヴァン
演 – アイェレット・ゾラー、日本語吹替 – 泉裕子
クラークの実母でジョー=エルの妻。夫同様にクリプトンの科学者。クラークを地球へと送り出した後、滅びゆくクリプトン星と運命を共にする。
当初はジュリア・オーモンドが演じると発表されていたが、降板した[32]。さらにそれ以前にはコニー・ニールセンへ交渉がされていた[33]
ジョー=エル
演 – ラッセル・クロウ、日本語吹替 – 井上和彦
クラークの実父であり、クリプトン星の崩壊を予測した天才科学者。クラークを地球へと送り出した後、ゾッド将軍に殺害されるが、クリプトンの戦艦内にはプログラム化された意識が残っていたため、プログラムの映像としてクラークの前に現れる。
クロウのほかにショーン・ペン、クライヴ・オーウェンが候補に挙がっていた[34]。※wikipedia参照





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