日本の映画を見た「清州会議」

こちらのコーナーでは、極力ネタバレしないようにしつつ、映画の見所をご紹介していきます。前もって言いますが、ご紹介にあたっての評価には、個人の主観が多分に含まれています。
なので、こちらのコーナーを見て映画を見ることを決断した方は、「実際に見たら、つまらなかったわよ!」等という想いを抱いたとしても、苦情等は一切受けません。予めご了承の程よろしくどうぞ!

さてさて、記念すべき第一弾のタイトルは「清州会議」です!

清州会議とは、戦国時代の覇者である織田信長が本能寺の変で死亡した後、誰を後継者にするかを決めた会議です。建前上は、織田信長の息子たちから誰を跡継ぎにするかを決めるものでしたが、実質は、その跡継ぎの後見役になる織田信長の家臣が、信長の後継者になるということで、そういう政治競争を決着する重要な会議。

映画「清州会議」は、2012年に三谷幸喜が書いた小説を基にしています。三谷幸喜が監督・脚本を務め製作され、翌2013年に公開されました。

まず面白いのは、時代劇ならではの堅苦しい言葉使いが全くないということ!言葉使いだけではなく、コミュニケーションも出来る限り、砕けたものにしています。

三谷幸喜ならではのコメディータッチで、差し迫った状況である織田軍団をコミカルに描いているところも見所です。
「歴史はよく分からないから・・・」という人でも、十分に楽しめる映画だと思います。
とにかくシンプルなストーリーで、動きが多く、その動きもやたらと大げさにしています。

時代劇でよくある雰囲気を伝えるシーン。風景や陶芸品などを映して、日本文化の「わび」と「さび」を伝えるようなシーンです。時代劇が好きではない人には、ああいうのが苦手な人も多いのでは。
そういうシーンが一切ありません。あったとしても、それを覚えてないくらい展開がめまぐるしく動き、のんびりした感覚を抱かせない映画ですね。

役者の演技については、特にコメントしません。良いか悪いか判断できないからです。響くものはないです。これは、三谷映画にあることです。どうしても三谷幸喜の演出の色が強く、役者の特性はあまり記憶に残っていないのが正直なところ。

歴史の史実性については、気になったのが一点だけ。
松姫は、あの時代、八王子市の北条家にいる筈なので清州会議の場にはいません。
別に松姫じゃなくても良かったのでは、と思いましたが、三谷幸喜がわざわざそれを選んだ理由があるのでしょう。

最後ですが、
つまり役所広司が演じる柴田勝家と大泉洋が演じる豊臣秀吉の二人の戦いであるように思えた清州会議が、それだけではなかったということが最後の最後で分かる、という、ちょっとしたドキドキも与えてくれます。さすが、三谷幸喜。ミステリー性を忘れていない。

結論、是非見て下さい!





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